ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

Kelapa GadingのステーキとKebayoran Baruの麺料理。

まだはっきりと退職日は決まらない。少しでも早く帰国できるように話をしていきたい。いろいろと思うこともあるが、まぁ仕方がない。

 

というわけで、先日の続きと言いますか、ステーキとBakmieのお店紹介。情報源はすべてInstagramだったと思う。食べ物系はとくに写真を見た方がイメージ湧きやすいから、情報収集に適しているな。

まずステーキ屋は、Street Steak Kelapa Gading。

 

ここは随分前から気になっていて、PPKMが明けたらすぐに行こうと思っていた店。この店を知って、Kelapa Gadingという街にも興味を持ったぐらい。

お店はメインストリート沿いにあるので迷うことはなかった。

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同じ並びにも多くの店があるなど、Kelapa Gadingは思った以上に栄えているし、非常に綺麗な街だったなー。まだまだ発展もしていきそうで、次回来ることがあればまた街の様子がどうなったかを見てみたい。

12時前に到着し、店内を見るとけっこう席が埋まっていた。人気があるのだろうな。

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今回はとりあえず無難にサーロインを注文。あまり待つことなくステーキが届いた。

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写真には肉しか映ってないけど、フライドポテトと野菜も付いてきた。鉄板に乗って出てくるので、レアからミディアムと時間が経つごとに変わっていくのが良かった。肉もそこまで脂がなかったので個人的に好み。テンダーロインも食べてみたいな。噛みやすくて美味しかった。家の近くにあったら週一で通っちゃうだろうなー。

 

続いてBakmiの店ですが、まずはBakmie Kukuh。

 

インドネシアに移住してラーメンよりもBakmieでしょ!となってしまった僕の舌。スープ系の食べ物が好きなので、Bakmieは安いし美味いしでいろんな店で食べてきた。その中でもInstagramで見かけて気になったのがBakmie Kukuh。なーんか、美味しそうに見えたんだよなー。

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ここもけっこう席は埋まってたなー。この店はMieの麺を選べるのが面白い。と言っても、違いがよくわからなかった僕は普通のやつをオーダー。また、他のBakmieではあまり見ない豚もあるのがここの特徴かも。

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と言いながらも、僕は鶏肉の方が好きなので、けっきょくいつも通りにBakmie Ayamをチョイス。

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見た目は至って普通なのだけど食べてみてびっくり。麺が美味しい。噛みごたえもあるし、味もしっかりしている。これまでBakmieをいろいろと食べてきたけど、ここが一番かも。もっと前に知りたい店だったなー、コロナめ。。

 

もう1軒Bakmieというか、汁なし麺とでもいうのかなPò Noodle Barへ。

 

実は場所的にBakmie Kukuhから歩ける距離なので、この時は梯子した。もうね、時間がないと頑張って店回りたいってなるよね。次の週末は何を食べようか。。

さて、Pò Noodle BarだけどBakmieというとここは違う。ラーメンに近いのだけど、それもまた違う。麺料理であることは間違い無いのだけど、汁なし麺が一番近いかなーという感じ。店は住宅街の中にあるのだけど、ここも混んでたな。ローカルの人が多くいる店って安心する。

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繁盛してるなーと思いながら入店。メニューの写真を撮り忘れてしまったのだけど、いくつもメニューがあった。その中でJA MIAN BEEFというものをチョイス。牛の麺であることはわかったのだが、どんなものかよくわからず注文した。写真は美味しそうだから大丈夫だろう。

待つこと10分ほど、想像していたものがやってきた。

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半熟卵が乗っている時点で勝利を確信。麺を混ぜて一口食べて、自然と笑みが溢れた。これは最高だ。ジャカルタにもいろんなラーメン屋があるが、この汁なし麺は群を抜いて美味い。ここももっと早く来たかったなー。

 

レコード屋と共に食も巡っている週末。せっかくお店もイートインをできるようになったので、廻れるだけ廻りたいっすね。次の土日はどうしようかな。行きたいレコード屋のチョイスは終わったので、次はレストランだな。週末を考えるだけで、最近は毎日が楽しいです。

 

ということで、本日の1曲はこちら。

 

Bilal Indrajaya - Niscaya

Listen on Apple Music 

ちょっと古いのだけど、Bilai Indrajayaの新譜。前向きな気分にさせてくれるメロディが好み。声も高めで聞きやすい。休日の昼下がりに聴きたいな。

 

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土日でジャカルタのレコード屋を3軒回った。

だいぶ規制も緩み、店舗利用や外食ができるようになってきたジャカルタ。もちろん自分の滞在時間も限られてきているため、土日はバイタクに乗ってウロウロしている。とは言っても、行くのはレコード屋とレストランだけなのでそんなでもないか。

そんなわけで、昨日今日で3軒のレコード屋を回った。途中、ステーキやBakmiも食べているのだけど、今回は行ってきたレコード屋を紹介。別途、ステーキ屋とBakmiの店舗については書きます。

 

昨日は2軒回ったのだけど、1軒目はERASOUNDというKelapa Gadingにあるレコード屋。Kelapa Gadingという街に興味があって、いろいろと調べていたら見つけた店で、実はそこまで思い入れはなかったのだけど行ってみた。この店は、PARADOX Spaceという商業施設に入っている。

 

まだ建物自体できたばかりなのだろうか、とても綺麗だった。1階はカフェになっていて、2階を上がったところに店舗がある。そこまで広くないけど、とても綺麗だったが店員さんがあまり話したくない!という感じに見えたので、とくにコミュニケーションをするでもなく、店内の写真も撮りづらいので外観だけ撮った。

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JazzやRockが多め。インドネシアのポップスもあったけれど、リイシューのものしか見当たらなかった。Stone Rosesのファーストが50万ルピア(約4,000円)で売っていて興味を持ってしまったけれど、日本でも買えるかーと特に買うことなく退出。そこまで掘り出し物がある感じもしないため、Kelapa Gadingを散策するときに寄ってみるといいかもしれない。なお、Kelapa Gadingはどちらかと言うとステーキ屋の方が興味あったので、こちらはまた別途書きます。

 

その後、Kemangに戻りDistrictwax Recordへ。

 

ここは逆に掘り出し物がたくさんあって面白かった。店内は、そこまで広いという感じでもなくお世辞にも綺麗な場所ではないけど、やっぱりそんな店は興味深いよね。

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店頭に並んでいるのは欧州のポップスがメインだけど、一部インドネシアの音楽もあったり、12インチも多少あった。店員さんも「何を探しているのか?」を話しかけてきて、インドネシアのアーティストをお願い!というと、倉庫から昔のダンドゥットをゴソッと持ってきてくれた。

店の奥にはターンテーブルとミキサーがあって視聴はし放題なので、針をいろんな盤に落とした。しかし、持ってきてくれるレコードの盤質はよくない。ジャケットはもちろん、スリーブすらなくて生身のレコードを持ってくるため、埃と傷がけっこうあった。でも、この店にしかなさそうなレコードは数多くあり、非常に面白かったな。

しかし、当然金額は書かれていないので、何枚か買おうと思っていざ金額を聞いてびっくり。2枚で150万ルピア(約1万2千円)と言われ、流石にこれは無理と購入は断念。リイシューも一部あったが、1枚100万ルピア(約8千円)とこれまた高い。レコードバイヤーなどにはいいかもしれないけど、個人ユースで楽しむ人には少しハードルが高い。こちらが日本人だからと吹っかけてきている感じもする。面白いレコードがたくさんあったから残念ではあったなー。もっとインドネシア語ができたら交渉もできたかもしれない。。

 

本日は同じくKemangエリアにあるAtlas Recordsへ。

 

ここはInstagramで見つけて興味を持った店。店内も広々としていて非常に綺麗。1階がカフェになっているので、疲れたら休むのにもいいかもしれない。

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A-Z順でアーティストごとに棚が分けられており、非常に探しやすい。LPだけでなく、12インチは1枚4.5万ルピア(約360円)から売られていて、4.5万ルピア3枚ならば10万ルピア(約800円)で購入も可能。いわゆる「エサ箱」ですな。

非常に多くのアーティストのレコードがあり、ジャンルもPopsからRock、Jazzなど幅広いため店内にいるだけでも楽しめる。Hi-Standardや坂本龍一などの日本人アーティストもあったね。7インチは見かけなかったなー。

インドネシアのポップスは、リイシュー多め。昨日のDistrictwax Recordのような掘り出し物に出会うのは難しそうだけど、全てジャケットやスリーブがあり、金額も書いてあるので安心。なお、Districtwax Recordで100万ルピアすると言われたリイシューが、ここでは50万ルピアと半額なので新しいものはこちらで買った方がいいでしょう。

3枚10万ルピアなんてあるとやっぱり掘ってしまうよね、ということでインドネシアと全く関係なく6枚買ってしまった。

 

Joe Bataan - Rap-O-Clap-O

 

 

SKIPWORTH & TURNER - Thinking About Your Love

 

 

Brainstorm - Lovin' Is Really My Game

 

 

Unique - What I Got Is What You Need

 

 

Thelma Houston - All Of That (Grant Nelson Vocal)

 

 

Animotion - I Engineer [Remix] 

 

久しぶりにレーベルとアーティスト名だけでディグったけど、まぁまぁな結果でした。レコード掘りはやっぱり面白いな。やめられない。

しかし、この店は滞在中にまた行きたいな。居心地がいいからね。

 

だいぶジャカルタにあるレコード屋は回れたと思うけど、あともう少しだけ行けていないレコード屋があるので、次の週末に足を伸ばそうって思う。

 

次回はステーキ屋とBakmiの店を2つ書こう。どれも満足いく店だったなー。

 

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壊れたパソコンを修理してもらった。

使っているMacbook Airが壊れた。原因は、クーラーから滝のように水が溢れ出し、思いっきりMacbook Airに落ちたこと。最初は電源すら入らなくてだいぶ焦ったが、翌日見てみるとタッチパッドのクリックだけできない状況で、多少胸を撫で下ろした。

しかし、クリックができないので電源は落とせないし、アプリも起動もできない。こりゃ自力で直すのは無理と判断し、ジャカルタ市内でMacbookを直せる先を探して見つけた先がMac Arena Store。

 

Mal Ambasadorにある修理をできるお店。昨日、仕事が終わってから訪問した。英語が通じるのでコミュニケーションも非常に楽で助かった。やはり原因は、水が溢れたことによるものでクリーニングをすれば直るかもしれないとのことで、すぐさまお願いした。

問題があればWhats Appで連絡をくれるとのことで待っていたら、本日昼過ぎに連絡。けっきょくクリーニングでは無理だったので、部品を交換するかとのことなのでお願いしたところ、すぐに直ったとの連絡。金額は145万ルピア(約12,000円)だったが、個人的にはとても助かった。対応も丁寧でまた何かあるかもしれないと思うと知れてよかったお店。ありがとうございました。

が、触っているうちに気づいた。キーボード配列がUS規格に変わっている。。まぁ、括弧などの記号だけで日本語も打てるので問題はないが、多少タイピングが遅くなりそう。。システム上で直せるかと思ったけど、自分の使っているMacbook Air上では「キーボード設定アシスタント」が見当たらないので直せないのかも。まだまだ調べるけど。

なお電池パックがだいぶ寿命に近いらしい。これは帰国してから変換を考えようかと思う。寿命品なので仕方がない。

しかし、PCのない生活はジャカルタに来てからなかったので、とてもソワソワしてしまった。僕はスマホよりもPCを触る時間が多いため、自分でも中毒者だなと感じた。たまにはパソコンを触らない日を作れれば、また1日の使い方も変わるかもしれない。そんなことをふと思った。

 

まだまだ引継ぎをしっかりと進められずストレスも溜まるけど、1日でも早く帰国できるように働きかけていきたいですな。

 

ということで、本日の1曲はこちら。

 

Enterspace - Nightscape

Listen on Apple Music 

シティポップだなー。安直な気もするのだけど、やっぱりメロディアスなポップスは好きだ。新譜として出てくるところに面白さも感じる。

 

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ジャカルタ北部にあるレコード屋に行った。

残り少ないジャカルタ滞在となると、何とかして外出しようと思ってしまう。なるべく土曜日は早起きして、どこかしらに行こうと考えるようになった。そんな今日は、とりあえずジャカルタ水族館に行ってみようと朝から行動開始。

 

アパートからけっこう距離があるので、タクシーにしようと思ったのになかなか捕まらないので、けっきょくバイタクにしてしまった。でも、何とかなるもんだな。車とバイクでは金額が倍以上違うので、雨が降っていない限りバイタク一択でもいいかなと今更ながら思ってしまった。

10時から開園とは知っていたのでなるべく早めに行こうと思い、11時ごろに到着。しかし、着いてみると開いてないじゃん。よくよく話を聞いてみたら、レストランとしてしか今は営業していないとのこと。ホームページを見たらバッチリ書いてあった。確認不足。

わざわざ水族館で1人食事をするのもなーということで諦める。せっかくなので、セントラルパークモールをうろうろした。この辺りは都会だなーなんて思ってしまうな。

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セントラルパークモールに限らないけれど、少なくともここ最近自分が訪れたモールやモール内の店舗は、入場時にワクチン接種のQR確認が大部分で必要。ここまでワクチンパスポート(のようなもの)が普及していると生活にも支障が出てくるため、ワクチンを受けなければならないと考える人も多くなるだろう。ワクチンを全てと思わないので良し悪しはあるが、少なくともワクチン接種の有無で生活が大きく変わっているジャカルタ。

なお、日本を含む海外でワクチン接種した人もアプリから証明書表示をできるようになったとインドネシア大使館は言っていたけれど、まだ認証方法は最終調整中みたい。基本的にどのモールや店舗もQRコードが入り口に置いてあり、インストールしたアプリから読み取らないとセキュリティに止められて入場はできない。今月に入り、海外でワクチン接種をした人もインドネシアに戻ってきているため、何かしら情報はあるだろうけど、自分はインドネシアでワクチン接種をして関係ないやってなってて、あまり追いかけていないです。。何か情報あればブログに書きます。。

ブラブラしてたらかっぱ寿司がありまして、食べ放題をやってるとのことでお腹も空いていたので入店。無難な味でございました。ジャカルタで食べるなら美味しいと思えるレベルなので、日本人にはいいかも。とくに写真を撮らなかったけれど、お腹はいっぱいになったので長時間居座ることもなく、さっさと退店。

その後、ここまで来たのならばと前々から興味のあったJajan Kaset Record Storeへ行くことにした。少し遠いなーと遠慮していた店。

 

ここもバイタクで行ったのだけど、こんなとこにレコード屋あんのかよ?と少し不安になるところを進むので大丈夫かよと思ってしまった。近くまで来てバイタクの兄ちゃんとうろうろすること数分。なんとか見つける。そこまで大きな店ではないけど、レコードやカセット、CDがびっしり売られていた。

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これまでジャカルタで訪れたレコード屋同様、日本と比べてそこまで安くはない。ただ、ここでしか見つからないようなレコードはある。僕の目当てはインドネシアアーティストのものだけど、ジャケを見るだけでよくわからない。

レコードを漁っていると店員さんが話しかけてくれたので、インドネシアのアーティストでおすすめを!みたいなことを話したら、オッケーオッケーと言ってどんどん出してくれた。聞いてみるか?とのことなので、いざ視聴タイム。

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10枚以上紹介してくれて全部針を落としたけど、その中から4枚を購入。

 

ジャケットが印象的だった1枚。ダンドゥットだよと店員さんが教えてくれたけど、ワールドミュージックに近い印象。いろんな楽器が鳴ってて面白い。

 

声を聞いていいなーと思った1枚。もちろん曲も気に入って買おうと思った。

 

この曲が収録されているオムニバスと思われる1枚を購入。ベースラインが気持ちいいし、ワールドミュージック感もあって好み。

 

店員さんがめっちゃ薦めてきた1枚。リイシューだって言われて、あーそうってあまり興味関心を持たなかったのだけど、あまりに薦めるので聞いてみるかと針を落としてもらったら知ってる曲だった。Feriz RMがいるバンド。おー!ってなって買うかと。弱いな。。インドネシアのシティポップと言われている1曲。

店員さんとは言葉はほぼ通じなかったけど、音楽を通じて会話をできた感じはよかったな。レコードバッグやるよ!ってサービスで付けてくれた。こういうのは嬉しいな。日本で使おう。

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その後、せっかくならコタ方面に行くかと地味に気になっていた中華街にあるWihara Dharma Bhakti(金徳院)に行った。

 

どこかでこの寺院を見て行ってみたいとピンを刺していただけで、そこまで思い入れがあるわけではないのだけど、とりあえず行ってみるかってノリ。ゆるーく観光でもしようと思っていたのに、いざ行ってみるとしっかり係員のようなおっちゃんが付いてきて、蝋燭に火をつけて線香をあげろを言われ、20体以上あるであろう仏像1つ1つに祈れと言われるなど、ずっと付き纏われてしまい写真すら撮れなかった。まぁ、こんなとこかと早々に寺院を出て中華街をうろうろする。

コタのあたりは若干、空気感が他のジャカルタの街とは変わるので緊張感を持つが、明るい時間ならばそこまで危険とは感じない。もちろん油断しないに越したことはないのだが。。そのまま、とくに何かするでもなく大通りに出て帰りもバイタクでアパートまで帰宅。

 

しばらく土曜日はジャカルタ市内をうろうろしようと思っている。特にKelapa Gading方面は前々から興味があったのだけど行けていないので、次回はその辺りに行ってみよう。ここにも気になるレコード屋があるしね。

そんなわけで、週末のブログはジャカルタを歩き回る内容になるかと思いますが、お付き合いくださいませ。

 

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久しぶりの更新です。

しばらくバタバタとしており、ブログを書く余裕がなかった。バタバタしている理由は単純で、いろいろと考えた末に現在勤めている会社を退職し、日本へ帰国することを決断したこと。転職先も無事に決まり、あとは引き継ぎなどを粛々と進めていくが、まだまだ社内伝達が進んでおらず、退職日もしっかり決められておらず落ち着いていない。しかし、遅くとも10月末ということは決まっている。

退職は、COVID-19が直接の原因ではない。もちろん全くないわけではないが、COVID-19だけを理由とした退職ではなく、おそらく今の状況でなくとも結果的には退職を選んでいただろう。

 

理由はシンプルに待遇面で限界を感じてしまったこと。これが結果的に転職活動へ結びついた。もちろん移住前から待遇面が駐在者と比べてよくないことは頭で理解していたし、覚悟もしていた。しかし、それを凌駕してしてしまった。

仕事量と責任だけが増えていくのに、それに伴う見返りがなく、けっきょくやり甲斐だけではどこかで限界が来るのだなーと実感。なるべく重く考えないように仕事に没頭してきたが、プツンと切れてしまった。

他国の駐在員が2人で分けている仕事を1人で行わなくてはならず、同じ営業と比較しても仕事量が多い。やれる限りやってはみたものの、周りを見渡していくうちに「なんだこれ」と思うようになってしまったのは事実。

駐在員含めて同じ状況の人がいないので、想いを理解してくれる人もいない。でも、だいぶ助けてくれる人はいたからここまでやれたかな。一方で「なぜできないのか」を詰めてマウントを取ってくる人もいる。やるせないなーなんて思いつつ、仲良い同僚にはたまに愚痴ってたけど。

そして仕事量が増えるとともに責任も重くなる。「ローカルスタッフに比べれば給料は高い」「そもそも日本とは物価が違うのだから、日本での給料と比較しても遜色ないだろう」などと言われ、肩書きもないのに日本人というだけで年間予算、施策作成、売り上げ管理とその責任、ローカルスタッフのマネジメントまでも求められる状況。

頼りにされていると感じるけれど、仕事がうまく回らなければ叱責され、やれる限りやっても今の状況では限界もある。さらにワクチン接種を理由に上層部は帰国した上でリモートで言いたいことばかり言ってくる。

もちろん命に関わる問題だし、ワクチン接種で帰国することを責めるつもりは全くない。でも、コストカットを叫ぶ割には、日本本社からの経費は使い放題でいい気分がしない。こちらでは給料だけでなく交通費もカットし、さらにはローカルスタッフの残業代を出したくないから、無理な仕事をさせているというのに。

今年度に関しては、かなりな受注を取ったし、ここ数年での受注金額も大きい結果だった。しかし、その点は評価されず、できていない部分だけを詰められる日々に嫌気もさした。減点方式の評価はいいものではない。

 

まぁ、疲れちゃったんです。なんだかなーってなっています。

 

現地採用者を雇っている企業は、ある程度働いてもらって、長くいてもらいたいと評価するスタッフならば、本社採用への転籍を打診してもいいかもしれない。その本人と企業がマッチすれば、お互いが納得した形で働けるのではないだろうか。

または、現地採用者と駐在員とで、仕事量と責任の重さを変えないと「割に合わない」と感じられる可能性がある。どんなに言葉だけで上手いことを言っていても意味がない。何をやっても駐在員のような待遇にはなれないと、どこかで諦めが生じてしまう。モチベーションの低下にもつながり、お互いに不幸だ。

でも、僕の場合は本社採用を打診されても断ったであろうけど。。なぜなら自由でありたいから。退職も現地採用の方が駐在者よりもやりやすいと思う。駐在中に退職する人がいると聞いたこともあるが、辞めづらいと感じる人が多いだろう。実際、自分がその立場なら任期中は勤め上げようとどこかで思ってしまう気がする。

 

これまで、待遇面での不満は一切口には出してこなかったけれど、今の状況では耐えられなかった。流石にきついわーとなりまして、退職を決断しました。

もちろん会社の体質などで自分に合わない部分もあるし、許せない部分もある。でも、同年代の同僚たちは一緒に働いていて楽しかったし、気持ちいい人たちが多い。お互いに励まし合いながら働いてきたので、彼らを裏切る形になってしまうことに少し負い目を感じるのは否めない。そんな彼らにもこれから引き継ぎをしなくてはならない。来週には同年代の同僚たちにも報告をしていき、いろいろと仕事をお願いしていく予定。

 

ただ、ジャカルタに移住したことは全く後悔していない。このことは改めて書きたい。

 

というわけで現状報告のような形になるのだけど、残り1ヶ月ぐらいでしょうか。ジャカルタでの生活を楽しみたい。まだ全ての施設がしっかり開いているわけではないけど、行けるところは行っておこうって思っている。

 

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ずっと部屋にいるとストレスが自然と溜まっているのかもしれない。

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ここ数日はなんだか疲れが取りづらく、ブログに向かう気になれなかった。別に外に出ているわけでもないのに、どうしてこんなに疲れが取れづらいのか。逆に外に出ていないからだと気づくのに時間はそんなに掛からなかった。そんなわけで、久しぶりに事務所へ本日は行ってきた。多少、用事もあったからなのだけど、やっぱり気分転換にはなる。

最近、YouTubeで歴史に関する動画ばかりを見ている。もともと歴史に興味があったこともあるけど、めちゃくちゃ面白い。僕はあまり大河ドラマの類が好きでなくて、あくまで史実に特化した内容のものに興味がある。もちろん歴史なのでどれが本当かなんてわからないけど、YouTubeには戦争の戦術に関する詳しい内容のものもあって、けっこうマニアックだけど「こんなチャンネルあるのか!」と嬉しくなってしまい、時間を忘れて見てしまう。

どちらかというと日本史の方が知識を持っているけど、世界史の面白さに気づいた今日この頃。ヨーロッパの内戦の歴史は、複雑だけど面白いですね。文献なども時間ある時に読んでみようと思っている。

 

明日からFuji Rockが始まるので、おそらく時間を見つけてはYouTubeで視聴してしまうだろう。この時期での開催について賛否両論あるけれど、海外にいながらも日本で行われるアーティストのライブがネットでやっているならば見てしまう。

音楽を好きだし、音楽そのものも楽しめるけれど、どうしてもフェスを作った人たち、裏方の人たちの動きが大小問わず、イベントやフェスが行われるとなると興味がある。SMASH取締役の石飛智紹さんのインタビュー記事を読んだけれど、地元と向き合って作っているなと改めて思った。Fuji Rockは、地元と真摯に向き合って作り上げているフェスとは知っていたけれど、COVID-19の中で開催となっても地元サイドも協力的なのは、これまで築き上げてきた関係性によるものだろう。

COVID-19によって中止になったものはたくさんある。これまで連綿と続いてきた歴史がパタリと止まる。去年はFuji Rockも延期となったけれど、その間も地元とのコミュニケーションを続けてきたのではないか。そんなことを感じたインタビュー記事だった。

 

フェスやイベントだけでなく、飲食店や学校行事なんかも同じで、一度止まったものをまた復活させるのって簡単ではない。ただやればいいってものではなくて、歴史がある。その場その時の雰囲気まで取り戻すことはできないかもしれない。またやり直せばいいなんて簡単に言うけど、カルチャーってそういうものではないだろう。

「そんなカルチャーはいらない」という人もいるけど、視野が狭いと言わざる得ない。人によって喜びや楽しみは違うし、それを捨て去ることは容易なことではないのに、自分の範疇だけで物事を言っても仕方がない。

どこかで踏ん切りを付けなきゃ前に進まないのではないか。いつまでもPPKM Level4を続けるインドネシア政府も同じだけど、どこまで我慢を強いるのか。日本とインドネシアは、状況が似ているように感じる。

 

なんだかんだで自粛を強いられる生活は、ストレスを生み出しているなと客観的に感じている今日この頃です。こんなこと書いてもしょうがないってわかっているけど、外食をできない、人と会うことも憚られる日常は彩りがないですな。ネットの世界だけでは、流石に飽きてきている。リアルな体験や人との接触を欲してきている。我慢ってやっぱり続かないよね。

 

ということで、本日の1曲はこちら。

 

cero - Summer Soul

Listen on Apple Music 

まったく新しい曲でもないけど、ceroもフジロック出るということで。Summer Soulから6年経つのか。出たばかりの頃は、ほんとよく聞いた。いろんな人が掛けてた。この曲を聴きながら、夜ドライブするの好きだった。もうすぐ夏が終わるって頃に聞くと、少し感傷的になるな。今でも好きな1曲。

 

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他国のエンターテイメントを見て愕然としている。

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外出しているわけでもなく、在宅ワークなのに1週間を早く感じる。事務所に行ってる方が多少時間の流れがゆったりに感じるのだけど、この違いがよくわからない。家にいるからといってもやるべきことがあるからなのだろうか。仕事の忙しさは変わらないけど、部屋の方が時間の使い方がいいのかもしれない。

今週は祝日が1日あったが、もう金曜日。8月も中盤ということで、このまま一気に月日が流れそうだ。まだ今年はいろいろあると思うのだが、それはその時に書けばいいだろう。

すっかりジャカルタよりも東京の方がCOVID-19陽性者が多くなっている今日この頃。外にほぼ出ていないのもあるが、来週月曜日までのPPKM Level4が、また緩和されるのかなぁという気がしている。モールの再開など、緩和策が徐々に出てきているからだ。

来週火曜日は独立記念日で祝日だが、翌日からはもしかしたら事務所出社も問題ないのではないかもしれない。部屋での仕事もいいのだけど、事務所に行って気分転換も悪くないので、もし可能になったら久々に事務所へ行こうと考えている。それに外に出た方がまた違った情報を得られるからね。早くジムも開いて欲しいが、こればかりはもう少し気長に待とう。

 

そんなインドネシアの話とは裏腹に、8月8日から本日まで、クロアチアでは「Defected Croatia」という野外フェスが開かれている。Defectedは、イギリスのHouse Musicレーベルでして、往年のHouse Music好きからは必ずと言っていいぐらい出てくるレーベルの1つと言ってもいいでしょう。そんなDefectedが主催する野外フェスなので、DJ陣もまぁ豪華です。新旧問わず有名なDJが集結って感じ。

今の世の中は便利で、どんな様子か知りたければInstagramを見ればいい。こちらの様子がバンバンアップされていて、その写真を見るとCOVID-19なんて関係ないじゃん!というぐらい以前と同じ雰囲気。

 
 
 
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マスクをしている人はいないし、抱きついてるし密着してるしで、三密どころじゃない。まぁすごいなと。唯一、Loui VegaだけマスクしながらDJしているのを確認できたぐらい。お国柄によってここまで違うのかとよくわかる。

そこで気になったのはこのフェスのCOVID-19に対するプロトコル。しっかりホームページに記載がありました。ワクチン接種者しか入れませんなど書いてあるものかと思ったら、全くそんなことはなかった。3日目と5日目にイムノクロマトグラフィーを受けることなどが書かれているが、この費用は参加者自身で払うようだ。その他は、クロアチア政府に報告する義務があるなど、クロアチアのプロトコルが詳しく書かれている。しかし、たとえば「マスク着用」「ソーシャルディスタンス」などFUJI ROCKのガイドラインに書かれているような文言は見当たらなかった。まぁ、Instagramの写真や動画を見る限り、全くそんなことしてないもんね。

「欧州ではこんな様子だから、アジアでもこうしようよ」などと言うつもりは全くない。たとえばインドネシアとクロアチアでは医療体制も違うから一概に比較なんてできるわけがない。 

ただ思ったのは、人から楽しみって簡単に奪えないんだなってこと。この点については、素直にDefected Croatiaの様子を見てて羨ましいって思った。インドネシアではもちろん、日本でもこんなフェスは今のご時世できないだろう。でも、それを欧州のクロアチアではやれている。この違いは一体何なのだろう。

まぁ、インドネシアはワクチン接種を理由に、フェスなどもこれまで通りと同じ形で実施していい方向に舵を切るかもしれない。ただ理由としてはわかりやすくて、「ワクチンを接種しているからいいだろ」と一線を引ける。それでもCOVID-19に罹ったらしょうがないねってなるのだろうか。ワクチン打っていれば重症化のリスクを避けられるからいいよねになるのだろうか。

何が正解かはわからないけど、自国と海外との違いを考える上で、現在世界で行われているエンターテイメントの状況比較は、一つの事例になる気がする。今回は野外DJフェスだけど、すでにラスベガスではシルク・ドゥ・ソレイユが客先規制解除で行っているなど、細かく見ていくとさまざまなものがある。もっと言えば美術館や博物館、水族館の公開などもそうであろう(なお、ジャカルタは本日現在、まだクローズ。PPKMのレベルが下がらないと開かないと思う)。

でも、いつまでも我慢もできないし、これ以上自粛を続けていてもいつか爆発してしまわないか、そっちの方が健康にもよくなさそう。僕自身もベースは部屋になっているので、さすがにしんどいって思うこともある。僕らはロボットではないし、楽しみを持って生きているので、それを奪われている状況はなかなかしんどい。どんなに我慢してもウイルスは無くならないのだから。

んー、来週にはPPKM Level4が終了になってほしい。やっぱり気分が違うので、早く終わって欲しいですね。

 

ということで、本日の1曲はこちら。

 

TULUS - Ingkar

Listen on Apple Music 

Tulusの新譜。インドネシアの男性アーティストの中で一番好きな声だ。ピアノとストリングスというシンプルな構成だけど、彼の声が引き立つ。声に惚れ惚れするので、聞き飽きない。一回、生で聞いてみたいアーティストの1人だね。

 

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