ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

他国のエンターテイメントを見て愕然としている。

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外出しているわけでもなく、在宅ワークなのに1週間を早く感じる。事務所に行ってる方が多少時間の流れがゆったりに感じるのだけど、この違いがよくわからない。家にいるからといってもやるべきことがあるからなのだろうか。仕事の忙しさは変わらないけど、部屋の方が時間の使い方がいいのかもしれない。

今週は祝日が1日あったが、もう金曜日。8月も中盤ということで、このまま一気に月日が流れそうだ。まだ今年はいろいろあると思うのだが、それはその時に書けばいいだろう。

すっかりジャカルタよりも東京の方がCOVID-19陽性者が多くなっている今日この頃。外にほぼ出ていないのもあるが、来週月曜日までのPPKM Level4が、また緩和されるのかなぁという気がしている。モールの再開など、緩和策が徐々に出てきているからだ。

来週火曜日は独立記念日で祝日だが、翌日からはもしかしたら事務所出社も問題ないのではないかもしれない。部屋での仕事もいいのだけど、事務所に行って気分転換も悪くないので、もし可能になったら久々に事務所へ行こうと考えている。それに外に出た方がまた違った情報を得られるからね。早くジムも開いて欲しいが、こればかりはもう少し気長に待とう。

 

そんなインドネシアの話とは裏腹に、8月8日から本日まで、クロアチアでは「Defected Croatia」という野外フェスが開かれている。Defectedは、イギリスのHouse Musicレーベルでして、往年のHouse Music好きからは必ずと言っていいぐらい出てくるレーベルの1つと言ってもいいでしょう。そんなDefectedが主催する野外フェスなので、DJ陣もまぁ豪華です。新旧問わず有名なDJが集結って感じ。

今の世の中は便利で、どんな様子か知りたければInstagramを見ればいい。こちらの様子がバンバンアップされていて、その写真を見るとCOVID-19なんて関係ないじゃん!というぐらい以前と同じ雰囲気。

 
 
 
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マスクをしている人はいないし、抱きついてるし密着してるしで、三密どころじゃない。まぁすごいなと。唯一、Loui VegaだけマスクしながらDJしているのを確認できたぐらい。お国柄によってここまで違うのかとよくわかる。

そこで気になったのはこのフェスのCOVID-19に対するプロトコル。しっかりホームページに記載がありました。ワクチン接種者しか入れませんなど書いてあるものかと思ったら、全くそんなことはなかった。3日目と5日目にイムノクロマトグラフィーを受けることなどが書かれているが、この費用は参加者自身で払うようだ。その他は、クロアチア政府に報告する義務があるなど、クロアチアのプロトコルが詳しく書かれている。しかし、たとえば「マスク着用」「ソーシャルディスタンス」などFUJI ROCKのガイドラインに書かれているような文言は見当たらなかった。まぁ、Instagramの写真や動画を見る限り、全くそんなことしてないもんね。

「欧州ではこんな様子だから、アジアでもこうしようよ」などと言うつもりは全くない。たとえばインドネシアとクロアチアでは医療体制も違うから一概に比較なんてできるわけがない。 

ただ思ったのは、人から楽しみって簡単に奪えないんだなってこと。この点については、素直にDefected Croatiaの様子を見てて羨ましいって思った。インドネシアではもちろん、日本でもこんなフェスは今のご時世できないだろう。でも、それを欧州のクロアチアではやれている。この違いは一体何なのだろう。

まぁ、インドネシアはワクチン接種を理由に、フェスなどもこれまで通りと同じ形で実施していい方向に舵を切るかもしれない。ただ理由としてはわかりやすくて、「ワクチンを接種しているからいいだろ」と一線を引ける。それでもCOVID-19に罹ったらしょうがないねってなるのだろうか。ワクチン打っていれば重症化のリスクを避けられるからいいよねになるのだろうか。

何が正解かはわからないけど、自国と海外との違いを考える上で、現在世界で行われているエンターテイメントの状況比較は、一つの事例になる気がする。今回は野外DJフェスだけど、すでにラスベガスではシルク・ドゥ・ソレイユが客先規制解除で行っているなど、細かく見ていくとさまざまなものがある。もっと言えば美術館や博物館、水族館の公開などもそうであろう(なお、ジャカルタは本日現在、まだクローズ。PPKMのレベルが下がらないと開かないと思う)。

でも、いつまでも我慢もできないし、これ以上自粛を続けていてもいつか爆発してしまわないか、そっちの方が健康にもよくなさそう。僕自身もベースは部屋になっているので、さすがにしんどいって思うこともある。僕らはロボットではないし、楽しみを持って生きているので、それを奪われている状況はなかなかしんどい。どんなに我慢してもウイルスは無くならないのだから。

んー、来週にはPPKM Level4が終了になってほしい。やっぱり気分が違うので、早く終わって欲しいですね。

 

ということで、本日の1曲はこちら。

 

TULUS - Ingkar

Listen on Apple Music 

Tulusの新譜。インドネシアの男性アーティストの中で一番好きな声だ。ピアノとストリングスというシンプルな構成だけど、彼の声が引き立つ。声に惚れ惚れするので、聞き飽きない。一回、生で聞いてみたいアーティストの1人だね。

 

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