ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

SNSやブログでの投稿を気を付けようと思ったこと。

Netflixで「クリスマスクロニクル」を見た。クリスマスを題材とした映画は、心が温かくなるし、家族の大切さのようなものを教えてくれるので、とても好きだ。あんまり難しく考えないで、サラッと見るのにもいい。ファンタジーな世界は、映画やドラマならではでしょう。

あと、やっぱり雪景色としっかり飾られたクリスマスツリー、そして大きな包装紙に入ったプレゼントって、夢のようなだと思ってしまうけど、北米などに行けば普通の光景なのかもしれない。どこかで憧れを持っている自分がいる。自分の目でいつか見てみたいし、体感したい。南国では決して見ることのできな光景だろうなー。

僕の祖母の出身地であるManadoは、モスクよりも教会が多くて、クリスチャンばかりなので、12月は特別な景色を見れると遠い親戚から聞いたことがある。たまたま今年は、インドネシアで年越しなので、思い切って行ってみようかと考えたこともあったけど、けっきょく移動するのも若干面倒なことと、まだまだ落ち着いていないし、年末休みも無くなったしで断念。Manadoは、またの機会に行きたいと思う。

 

そんな中、Daniel WangとPeggy Gouのそれぞれの主張を読んだり、動画を見たりしたけれど、まずDanielの書いた文章は、読んでいて気持ちのいいものとは思えなかった。もちろん自分自身の英語力というものもあるけど、相手を非常に蔑み、差別を助長させる言葉が羅列してあり、褒められたものではない。それに、人から聞いた話なども多く、信憑性に欠ける部分もある。Peggyに対しての嫉妬心もあるように見えた。淡々と書いてあれば、見方も変わったのかもしれない。

一方で、PeggyのアンサーはInstagramで動画になっていたけれど、これはこれで見ていていい気分にならない。威圧的な態度を画面越しからも感じてしまう。だから、Danielの書き方は悪いけれど、実際にPeggyの以前のスタッフに対して、マウントを取るような態度をしていたのではないかと逆に思ってしまう。

僕自身、もともと彼女のInstagramアカウントをフォローしていたので、DJやトラックメーカーとして大成すれば、こんなに優雅でセレブな生活を送れるのだなーなどと呑気に思っていたし、それはそれで構わない。むしろ夢があっていいじゃんとさえ考えているぐらいなので。とても自己プロデュースの上手い人とも思っていたので、今回の投稿はどうしてしまったのだろうか、焦りのようなものも感じた。

SNSで簡単に自分の主張を言えるようになり、そして影響力のある人であればあるほど、話題にもなる。だから、自分の見せ方や、考えた上で発言や投稿をしないと、不利益しかないのかもしれない。このブログもそうだろう。まぁ、そこまで見られているわけではないけど、誰かを傷付けるようなことはしたくない。

しかし、それを怖がっていて何も言わないのもまたよくない。書き方が良くないとはいえ、Danielがあそこまで書いたのは、よほどのことがあったからなのかもしれない。でも、どうしてこのタイミングなのか、それに直接本人と先に話せばいいじゃんとも思うし、わざわざfacebookに書かなくてもよくないのではなかっただろうか。僕自身、Danielのパーティーには1度しか行ったことないけど、とてもフロアの雰囲気をよくしてくれて、DJとしてもパフォーマーとしても好きな1人なので、残念ではある。

ただ、クラブ業界は、全てではもちろんないけど、力を持った人がマウントを取ることもある業界なのだと、思われてしまったかもしれない。双方のフォロワーを見ていると、影響力のある人が言うことにそれぞれの反応が見えることから、そんなことを感じた。正直、そういうシーンに疲れて、小箱を中心に活動する人がいることも知って欲しい。どうしても大きいシーンしか見られないし、とくに名を馳せているDJやトラックメーカーの活躍の場も、そんなところが多い。でもね、東京でも渋谷界隈から外れた地域にある箱にだって、人柄が良くてDJも上手い人はたくさんいる。

過去には、大箱のオーガナイザーなどから集客マシーンにさせられて、それに疲れてDJを止めようとする若い子を見てきたし、だったら違うシーンで気楽にやったらと薦めたこともあった。それを馴れ合いと言われることもあるし、その通りな部分も否めない。ただ、それでDJも良くて、一緒にいて楽しくていい奴が潰れていくのを見たいかと言われると、決してそんなことはない。最後の砦ではないけど、そんな場所として機能しているシーンもある。そこで純粋に音楽を楽しんでいれば、それはそれで素敵な空間なのではないだろうか。

 

そんなことを思っていたけれど、「クリスマスクロニクル」を見たら、そんなことも忘れられた。兄と妹の冒険でもあって、典型的だけど、最初は仲がよくないのに、助け合わないとどうしようもなくなって、最後はハグで終わる。心温まる映画はいいっすね。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


Love Touch Family - I Got Your Back (feat Saucy Lady) 2020

レコードしか出てなさそう。いつかデータで販売されるかな。少し古臭さを感じるけど、80sの音っぽくて好き。煌びやかですね。

 

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