ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

旅行と生活。

1週間が早い。でも、まだ移住して2ヶ月しか経っていないのかとも感じる。もうだいぶ前に来た気もするが、まだ2ヶ月ほどしか経っていない。一日の過ごし方も大きく変わり、朝は客先訪問するかしないかで大きく変わりますが、5時半ごろに起き、6時には家を出て、そんなに距離はないのに酷い渋滞の為、2, 3時間ほど車に乗り、CikarangやKarawangという地域に行き、2〜3社回り、インドネシア語の会話わからねー、でもこの単語は言ってたなーなどと思いながら、話を聞き、途中途中で同僚の日本語を話せるインドネシア人に翻訳してもらい、内容を何となく理解し、また3時間ほど掛けてジャカルタに戻り、今日は走ろう!っていう日はジムに行って、1時間から2時間ほど汗を流し、家に帰り、チャチャっと料理して、そしてPCに向かい、ブログ書いたり、インドネシア語の勉強をしたり、Youtubeを見たり、音楽を掘ったりして、12時過ぎには寝る。ほとんどがそんな日々。酒も全然飲まなくなった。週に一回程度、会社の飲みがあるので、その日ぐらいですね。家に常備しておくという習慣も今はないです。というか、そこまでお酒を飲みたいと思わなくなった。まぁ、行ったら行ったでそれなりに飲んで、次の日しんどいってなるのですけどね。まだどこかで慣れてないなっていう自分がいます。全然冒険もできていないし。

 

これまでも海外に旅行という形では来たことがあります。その時は遊ぼう!ってなっていた。多分、限られた時間しかないので、その中で楽しめばいいし、ある意味、異空間にいたという認識です。でも今は生活をしているので、現実以外の何物でもない。これは大きな違いかもしれません。仕事もあるし、そんな無茶して穴を開けられないですからね。真面目か!と言われればそれまでだけど、普段の生活があった上での遊びなのではないかなと、これは東京にいた頃と変わらない。住むというのは全然違うものですね。何かを買うのも、これまでのように日本語では通じない。けっこう大変といえば大変。望んでいた部分ではあるのだけど、余裕はやっぱり東京にいた頃に比べると無いですよね。慣れてきたらまた変わるのだろうけれどね。

 

ジャカルタには多数の日本人がいます。僕と同じように、現地採用で勤めている方々も大勢いらっしゃいます。そして、日本人のコミュニティもやっぱりあります。情報収拾もできるし、慣れ親しんだ言語で話せる安心感はやっぱりあります。微妙なニュアンスって、違う言語だと伝え方が難しい。言語はある意味、文化だと思っていますし、時代によって同じ単語でも意味やニュアンスが変わるものもある。とても面白い。ただ、生きていくためには意思を伝える必要があるので、一つ一つが必死にもなる。明日、部屋のウォーターサーバーの水を交換してもらうのですが、今日の電話もけっこう必死だった。何とか通じて、明日来てもらうことになったけれど、通じたかどうかは明日にならないとわからない(笑)。英語圏ならば、多少は何とかなるかもしれないけれど、インドネシアは日本と同じく島国(厳密には一つの島で国が分かれる島もある)だからでしょうか、英語があまり通じない。どうも同年代でも、英語学習が必須なところとそうでない学校があるようで(同僚に教えてもらった)、人口も多いので、ドメスティックでも稼いでいける環境があるようです。そのため、英語が話せなくても大丈夫となっているようですね。

 

住まないとわからないことが多い。以前、旅行で来た時は遠い親戚にアテンドしてもらっていたという経緯もあるけれど、自分は旅行者だという甘えはあった。当たり前だけど、旅行と生活は違う。でも、日々勉強だし、日本にいたら決して体験することのできない環境だとは強く感じる。まだまだ2ヶ月弱だし、成功も失敗もどちらも言えないけれど、少なくとも楽しいことは間違い無いですね。

 

では何故、海外移住をしたのか。これは時間があるときに、そして何回かに分けてブログにも書きたいと思っていますので、これはまた今度。