ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

一時帰国におけるPCR検査などについて。

無事に日本へ帰国しました。まだPCR検査の結果が出ていないので、今日から2日間は完全隔離となり、成田空港近辺のホテルへ収容となりました。このように書くと良くないように聞こえるかもしれませんが、全然普通のホテルなので、全く問題ありません。ただ、ジャカルタに比べて気温が低いので、久しぶりに暖房を入れております。寒いです。長袖は実家にしかなくて今は手元にないので、買わないと。

今回の帰国について今日は書くつもりですが、まず冒頭に言いたいのは、厚生労働省職員の皆さん、成田空港職員の皆さん、ANAの客室乗務員の皆さん、本当に有難うございました。本当に懸命に、そして日本人らしい気遣いで対応して下さいました。Sosial Distanceも考慮した上で、できる限り早く空港の外に出してくれるように皆さんが誘導してくださいました。だいぶこの数週間でオペレーションが改善されたのだろうと思います。全く無駄がなかったです。同じことをインドネシアでやれと言われても、多分無理でしょうね。日本だからできたのではないかと思います。本当に感謝しかないですね。

人のいないスカルノハッタ空港

結果的に飛行機到着から約3時間半ほどで今のホテルに到着することができました。まずは朝のスカルノハッタ空港ですが、恐ろしく人がいませんでしたね。朝4時ぐらいに行ったのですが、いつもならばこの時間でも人がいるのに、ガラガラでした。

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こんなのは初めてでした。ゲートも真ん中の2から4の出口は開いておらず、1と5だけが開いており、そこから空港内に入るという形でしたね。

また、ほとんどの航空機は欠航でした。

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当たり前なのでしょうけどね。写真は撮りませんでしたが、同じ時間帯の国内便はデンパサール行き以外は全て欠航でした。

空いているので、出国手続きもあっという間。もちろんSosial Distanceということで、人と人との距離は空けるように指示はされます。でも、人自体がそこまでいないので、スイスイ進みました。

機内で配られる書類はいつもより全然多い

現地時間6時15分発の飛行機で成田に向かいました。乗客は大体50人ぐらいでしょうか。席も埋まっていないというか、埋めていないが正解かもしれません。3席横並びの場合、真ん中一人か左右1人ずつという形になっており、3人並べて座るというのは家族以外は無さそうでした。この辺りも考慮されているのでしょう。

機内で記入をするよう指示された書類はいつも以上に多いです。通常だと関税のものぐらいですが、今回はコロナウイルスに関してのものが増えますからね。写真を撮ったので、参考にして下さい(ネットなどに出すなということも書いてなかったし、言ってなかったから載せちゃいます!)。

1. LINEアプリを活用した健康確認 

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2. 14日間の滞在先

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3. 質問票(個人情報の内容)

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4. 検査同意書

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5. 要請書(サインをする)

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上記の書類が機内で配られ、飛行機を降りるまでに書くように言われます。そこまで難しい内容ではないですが、14日間の隔離先は事前に決めておく必要があります。

それ以外は基本的にいつもの空の旅です。「Joker」を見ることができました。これは嬉しい!となったのですが、今日は寝ないで空港に向かったこともあり、うつらうつらしながらになってしまいました。もう一回しっかり見たい。。

日本のオペレーションは素晴らしい

成田空港に着いたのは定刻よりも早く日本時間の午後3時ごろ。ここから機内待機となります。客室乗務員の皆さんもとても気を遣ってくれて、途中途中飲み物のサービスに来てくれました。こういうちょっとした行為が嬉しいですよね。

最初に呼ばれたのは乗り換え便の人でした。その後が「公共交通機関を使わずに自宅に帰る人」です。レンタカーか自家用車になりますね。それ以外は待機です。

その次が「公共交通機関を使わずにホテルへ向かう人」です。自宅かホテルかで分かれるので、ここは注意が必要です。なお、これらは全て自己申告となりますので、早く出たいということで嘘を付く人が出ないことを祈るのみですね。。

この「ホテルへ向かう人」の場合、前方座席からの案内となります。そのため、これから帰国を考える人で、少しでも早く機内から出たいという方は、なるべく前列の席を予約すると良いでしょう。なお、今日の僕は16列目でしたが、それでも機内から出るのに1時間半近くはかかりました。もちろんこれは便ごとに変わると思うので、あくまで参考として下さい。

だいたい10人ぐらいずつ前の席から呼ばれていきます。空港内でのオペレーションもあるし、距離も空けての案内となるので、どうしてもこのような対応になるのだと思います。

その後、検疫となります。

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人との距離は空けるように指示されます。ちょっと前にTwitterなどで見た画像だと、かなり距離の近いものでしたが、今日はそんなことはありませんでした。だいぶ改善されたのではないかと思います。

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まず機内で書いた書類のチェックを行い、名前を告げ、番号をもらいます。なお、ここで検査結果が出るまで、国が指定した場所にて待機するよう言われます。また、誰がどの便で帰ってきたというのが、人的ではありますが、チェックされることとなります。ここでさらに試験管のようなものを渡され、検査に向かいます。

その後がPCR検査です。これはインフルエンザのテストと同様で、鼻腔に細い綿棒のようなものを奥まで入れられ、グリグリっとされて終了です。テストそのものは1分もかかりません。試験管を渡し、そこに試験した綿棒のようなものが保管され、結果を待つということになります。なお、検査結果が出るのには2日間かかると言われました。検査後にこんな紙を渡されます。

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その後、また番号で呼ばれます。僕の時は7人のグループで呼ばれました。そして入国審査に向かいます。入国審査後は手荷物受け取りとなります。この流れも全て、7人揃って次に進むという流れでした。

現場の職員の皆さんには感謝しかない

入国が完了したら、次の待機場所に行くこととなります。ここもグループ行動です。検査結果が出るまでのホテルが決まるまで待つように指示されます。この待機場所でも簡単な軽食と飲み物が出されます。

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無茶苦茶ありがたかったです。そして、この時一緒に渡されるのが申告書です。また今後の隔離先をここで記入することとなります。

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どこで14日間過ごすのかは何度も書くこととなりますね。こればかりは仕方がないでしょう。そんなこんなで書いたり食べたりしながら待っていると、係員の方から呼ばれ、ホテルに行くバスに乗るように言われます。

なお、バスは車内全てが白いシートで覆われているものとなります。ちょっと凄かったですね。これまで乗ったこともないので、バスに入った瞬間、ぎょっと少ししました。こちらについては写真を撮らないよう言われているので、ここにも掲載はできません。

ホテルに到着すると、厚生労働省職員の方から説明があります。従来のチェックインはないこと、部屋番号が書かれた紙を渡され、そこに向かうこと。そして、部屋から一切出ないこと(コンビニ利用、喫煙も不可です)、検査結果が出るのは2日後、詳細は部屋にある書類を読むこと、などとなります。

なお、食事については朝昼晩の3食がドアの前に置かれます。ゴミもドアの前に出すように言われます。そして、検査結果が出た後についてのアンケートがあるので、それを書くように言われます。

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書いたらドアにマグネットで貼り付けるように書かれています。

以上が今回の帰国の流れです。日本に着いてからのオペレーションは本当に良くて、全く嫌な思いもしないし(というか、ここはもうみんなで助け合おうって本気で思う)、海外からの帰国者に対して、とても時間と人を割いてくれていることがよく実感できました。本当に有り難いです。感謝しかないですね。

まずはテスト結果が出るまではもう部屋でのんびりしていようと思います。

 

しかし、やっぱり日本はいいなー。何がいいって、水道水を飲むこともできますからね!あとはネット回線が早い(笑)。ホテルでさえそう感じるんだもんなー。そして、久しぶりに湯船にも浸かろうっと。

 

ということで、今日の1曲はこちら。


Jinsei No Hari

  

帰国したなーと感じることの一つに、Youtubeで出てくる音楽が変わってくること。こちらはゲスの極み乙女の新譜ですね。「人生の針」とはいいタイトルだなぁと思いました。もともとゲスの極み乙女は好きで、シングル曲は聞くようにしています。今作は昔のようなキャッチーさはないけれど、洗練されていて美しい。コード進行は彼らっぽさを感じるところもあります。でも新しい。いい曲ですね。

 

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