ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

さすがに今回のインドネシア政府通達はあんまりだと思った

今日はインドネシア在住の日本人の間では、ちょっと騒ぎがあった。インドネシア政府が、出国するにもインドネシア国内でワクチンを接種し、その証明が必要と言い出したからである。

この追加通達では、インドネシア入国には、2回接種を完了したことが確認できるワクチン接種証明書の提示が条件とされたほか、入国後の指定宿泊施設での隔離期間が8×24時間に延長されるとなっています。また、インドネシア国内滞在中の外国人が国内及びインドネシア国外へ移動する場合、インドネシア政府主導無料ワクチンプログラムまたは企業主導ゴトンロヨン・ワクチンプログラムによるワクチン接種を行わなければならないとしています。なお、ワクチン接種年齢に満たない子どもの扱いについては、この通達では規定されておらず、インドネシア政府の説明によると、国内・国外移動のいずれも行うことができないとされています。 

 引用:インドネシア大使館

つまり、日本でワクチン接種をしに一時帰国したくても、インドネシアでワクチンを接種しなければならないってこと。今月からワクチンを打つために一時帰国をするという話はけっこう出ているからだろう、インドネシア在住の日本人たちは驚き、「なんだこれは!」と批判の声を上げている。

日本大使館も抗議をしているようだし、こんなの日本に限らず各国大使館が同じことをしているのではないかと推測する。自国民を守るために声を出さないことはないだろう。

現在、インドネシアで主に普及しているワクチンは、シノバック製。有効性の懸念について報道されており、接種済みの人が感染したというニュースもあった。有効性があまりないとされるものを打ちたくないので、多少普及されているアストラゼネカ製か、8月より出回ると言われているファイザー製を待とうと思っている。ワクチンを接種することに反対はしていないが、少しでも有効性の高いものにしたいことがその理由。

今回の発表は、さすがに何を考えているのだろうかと目と耳を疑ってしまった。ワクチンを接種するしないは、自己判断でいいのではないか。出国するにはワクチン接種が必要って、意味がわからない。入国ならば多少理解はできるけどね。PCRの結果だけでいいではないか。そりゃ各方面から文句も出るだろう。

なお、すでにCOVID-19にかかっている場合、3ヶ月はワクチン接種ができないことから、感染証明があれば飛行機は乗れるようだ。これはあくまで国内移動の例でしかないが、つい先日、近しい人が体験したとのこと。

そして入国時は、ワクチンを接種していても、8日間の隔離が必要ともともとの5日間から延びていることも忘れてはいけない。10月頃に日本から出張者を呼びたいけれど、さらにハードルが高くなってしまった。ほんと、頭が痛い。

おそらく、今回の発表は撤回されることと思う。というか、そう信じたい。少なくとも出国についてはワクチン接種必須は無くすべきだ。そんなことをしている国は、どこにもないだろう。

とにかく自分ではどうにもできない問題なので、近況を見ていくしかないですな。

 

ということで、本日の1曲はこちら。

 

中納良恵 - オリオン座

Listen on Apple Music 

Ego-Wrappin'の中納良恵が先日出した新譜から1曲。戻るべく場所は、けっきょくEgo-Wrappin’ですね。アルバム全体を聴いたけど、鳥肌が何度も何度も立った。ピアノと歌声というシンプルな構成のこの曲は、心に沁みた。

下手な言葉はいらないので、もしまだ彼らの音を聞いたことのない人は、まず聞いてみてとしか言えない。

レコードストアデイでヴァイナルレコードが出るらしいので、やっぱり欲しいな。

 

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