ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

シティポップナイト。

気になるDJイベントがあったので、先月行ったZodiac Jakartaへ平日から繰り出してみました。それはCity Pop Nightと題されたもので、個人的にはインドネシアのノスタルジックな音でも掛かるのかなぁと思いつつ、シティポップというからには日本の音も流れるのかなぁという期待もありました。

明日も仕事なので、そこまで遅くはいないでいようと思いつつ、21時半ごろに部屋を出発。バイクタクシーで向かいました。最近、バイクタクシーが当たり前になってきていますね。とても便利です。

一度行ったことのあるところは、場所もわかるし、行くまでの道順も何となく覚えているので、ちょっとした安心感はありますね。20分ほどで到着しましたが、入った時から日本のいわゆるシティポップが流れておりました。おぉ〜!なんて思いながら、ハコに入っていくと、バーカウンターに案内されまして、店員さんが気さくに話しかけてきてくれて、日本人だろ!日本の酒もあるぞ!という感じでドリンクを勧めてきたので、梅酒サワーを注文。1杯が800円ぐらいで、やっぱりお酒は少し高いと思いますが、雰囲気で飲めるし、カウンターに座りながら、シティポップを聞きつつ、ちょこちょこ店員さんと話しつつ、ちびちび飲めたので全く問題なし。そして、お酒自体も普通に美味しかったです。

前回同様、やっぱりグループで来ている人たちばかりでしたね。音楽を聞きながら、平日夜から皆さん、ワイワイ楽しんでいました。こういう光景はやっぱりいいですね。着いたばかりのときは、まばらでしたが、23時過ぎからどんどん人が増えていくという感じでした。ほんと夜になっても元気なのだなーと、ちびちびお酒を飲みながら、楽しそうなインドネシアの若い方々を見ていました。

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掛かった音は、大貫妙子、山下達郎、竹内まりや、杏里、大橋純子、松任谷由実、鈴木茂、松原みき、笹井紀美子などなど、これぞシティポップ!という音でした。僕は不思議な気分になりました。何だか平日夜の東京の小箱を思い出していましたね。そしてデータ音源で掛けているのかと思ったら、レコードでした。日本のレコード、ジャカルタにも来ているのですね。どの国にもディガーはいるのですな。音楽って凄いや。

しかし、やっぱりシティポップいいですね、好きです。竹内まりやの「Plastic Love」が掛かった時は、フロアの雰囲気も何だかよくて、ワーワー言っている人もいたし、気持ちよく身体を揺らしている人もいました。その時僕は、もちろん自分自身が大好きな曲だというのもあるのですけど、異国の地で、それも異国のDJが掛けているというシチュエーションもあったのか、少しグッとくるものもありました。自分が育った国の音楽、使い慣れた言語の音楽は、やっぱり素敵で、素晴らしいものだなって、感慨深くもなりましたね。決して、全世界的に大ヒットをしたわけではないです。それこそBeatlesやMichael Jacksonなどなどの、世界中の多くの人が知っているという音ではないですからね。でも、こうしてレコードで掛けているインドネシアのローカルDJがいるのですから。誇らしい気持ちにもなりました。そして、古いものだけではなく、現行の日本のポップスもいいものたくさんありますからね、そんな音をこの場で掛けてみるのも面白そうだなぁなんて、ちょっとDJっぽいことも感じました。

店員さんとも話せたし、これから平日夜も行ってみるのもいいなと思えたことが、一番の収穫かもしれません。顔も覚えてもらいたいですしね。先日行ったJenjaのようなところもいいけれど、少しスペースは小さくても、音にこだわっていると感じられるZodiacの方が僕はやっぱり好きですね。また行こうっと。ウーロンハイはちょっと濃かったけれどもね、でも濃い方が好きだからいいのですけど!

 

というわけで、本日の1曲はこちら。


Ungu Feat. Andien - Saat Bahagia | VC Trinity

  

先日ラジオで流れていた曲。インドネシアのポップロックバンドです。ちょっと前にリリースされた曲なのかな。今日行ったシティポップのイベントなんかで掛かっていてもいい感じですね。爽やかです!

 

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