ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

日本車ばかりが走るインドネシア。

来週からの帰国時にいろいろと聞きたいこともあるし、知りたいこともあるので、そんなことをまとめている今日でした。こちらのローカルスタッフのリクエストも聞いて、しっかりと日本側にも伝えないとと思っております。なかなか距離があると、電話やメールだけではどうしても伝えきれない部分もあるし、何よりも顔も知らない方とこれまではやり取りをしていたので、実際にお会いできるのは楽しみでもあるし、今後の仕事をやりやすくするための良い機会でもあると思うので、仕事においても有意義な一時帰国にしたいと意気込んでおります。

さて、本日はこんなニュースを目にしました。

response.jp一昨年、そして去年とマナドやここジャカルタに来て少し驚いたことの一つが、道路を走っている車やバイクが日本車ばかりであることでした。「日本国内よりも日本車シェアが高い」とは知りませんでしたが、こちらに来て実際に目の当たりにすると、その通りだなと納得できます。こちらの家族に聞いても、「メイド・イン・ジャパン」信仰とでもいうのでしょうか、日本製のものは素晴らしいんだ、というようなことを実際に言われましたし、車は日本車と決めている節もありました。

実際、自動車やバイクの組み立て工場や、自動車部品メーカーの工場がここインドネシアにはたくさんあります。また、三菱自動車のエクスパンダーはインドネシアで製造され、東南アジアで販売をされている大人気の車の一つです。インドネシアの製造業の中心となる一つが、日本車製造に関してのものという印象もありますからね。自動車産業はとんでもなく裾野が広いです。僕はなんだかんだで大学卒業後の仕事は全て、製造業と関わっておりますので、自動車産業とは切っても切れない生活を送ってきております。

そんな日本車中心のインドネシアに乗り込んできた中国ブランド車。数年前からこの中国メーカーの「ウーリン」はインドネシアでの販売を行ってきているようで、順調に販売を伸ばしているようです。今回発表された新車ですが、車内は電子機器満載で、日本車の装備を上回っているのではないか、というようなことも書かれていますね。それでいて価格も安いというので、今後中国車も増えていく可能性が多分にあります。

ただ、ブランドイメージというのは製品の質とはまた別のもので、やっぱり日本製という言葉はまだまだインドネシアでは根強いと僕は思います。ブランド力というのは目には見えないものですが、これまで築き上げてきた実績によって作り上げられたものですから、そう簡単には自分の頭の中から消し去ることは難しいでしょうね。自分自身の生活に置き換えても、ブランドというものは感じることはありますからね。腕時計はその一つではないでしょうか。

しかし、コストが安くて品質の高いものであれば、間違いなく商品力があるものですから、消費者の目には止まるものでしょう。長い目で見れば、変な欠陥などがない限り、地道なPRと販売によって、シェアを伸ばしていくのではないかと想像しています。そうして競争が生まれることは悪いことではないですからね。他社製品と比べた時の特長を出していかないと生存競争には生き残れないですし、そのための努力は間違いなく行うことでしょうからね。これは今の自分自身にも言い聞かせている言葉の一つではありますけれどね。

インドネシアの経済に関するニュースはかなり気にするようになりました。有難いことに日本語での配信をしている媒体もありますし、Jakarta Postは英語での掲載もしてくれているので、そこから情報を取ったりすることもあります。もっと文化面にも目を向けていきたいのですが、まだまだ追いついていませんね。ただ、自分が住んでいる国のニュースを知ることは大切なことの一つだと思います。あとはインドネシア語でも読めて、聞けるようになることですな。。がんばろ。

なんか、真面目な話になっちゃいました(笑)。

 

というわけで、本日の1曲はこちら。


Homogenic - Seringan Awan (HD Official Video)

  

現在はHMGMCという名前で活躍していますが、Homogenicの「Seringan Awan」。雲のように軽い、というような意味でしょうか。彼らの最初のシングル曲なのですかね、2010年に出されたもののようです。インドネシアのエレクトロポップトリオ、と紹介されております。なおバンド名はビョークの4枚目のアルバムから取ったそうです。浮遊感のある気持ちいい4つ打ちですね。踊らせるというよりは、リスニングソングという感じでしょうか。無機質な空間で聞くと気持ち良さそう。

 

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