ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

たまにはフラッと飲みに行きたくなります。

仕事で疲れた時、軽く飲みに行けるような場所が無いのは、なかなかしんどいのだなということを最近よく思います。まぁ、仕事でちょいちょいしんどいということが続いていることが原因ですが、東京にいた頃はそれこそフラッと馴染みの店に行けば、利害関係のない知り合いが誰かしらいて、生産性のない馬鹿話をして、ある意味ストレス解消というようなことができていたのですよね。これが当たり前の生活でしたから、こちらに来てからは一人で飲みに行くようなことは、クラブに行くときぐらいです。健康的にはなったでしょうが、酒場というのはなんだかんだで重要なのだなと、そんなことを思います。それも、一人で飲みに行けるようなところですね。

先日、日本から家族が来て、こちらの家族とも集まったのですが、その時にふと父親が言っていたのですが、本当に家族の繋がりが強いのだなと。これは宗教的な理由なのか、それともインドネシア人のDNAとして受け継がれているのものなのか、正直なところよくわかりません。

10代も中盤になると親と一緒に行動するのを面倒くさがったり、恥ずかしがったりするようなのが、日本ではよく目にすると言いますか、実際に自分自身も振り返ればそんなことが多かったです。

でも、インドネシアではそんなことは無いように見えます。あくまでもこちらの遠い親族という狭い中でしか見えていませんが、10代も20代の子達も親と一緒に土日を過ごしているのですよね。うちの家族が特別なのかもしれませんが、家族との時間をとても大切にするように見えます。

でもそれでいて、ベタベタしている感じでも無いのですよね。ドイツ人と結婚した親族もいるし、アメリカに住んでいる遠い親族もいます。どこにいても家族なんだというようなことを感じられるとでも言うのでしょうかね。こういった距離感は素敵だと思います。

それでも距離的に近くにいる家族とは日々会っているような感じがします。だから、一人で食事に行くというようなことって、彼らはしたことがないというようなことを言っていました。もちろん何でも家族と一緒というわけではないですが、絶対に人と行くとのことでした。確かに飲食店に行っても、誰かと来ている人が多いですし、クラブに行っても仲間内で来ている人ばかりです。というか、そういう人しかいないかもしれません。そんなわけで、若干行きづらい店も存在するのは事実ですね。

ただ、自分はこちらでは外国人ですからね、そんなことを気にせず行ってしまえばいいのかもしれません。でもなぁ、やっぱり入りづらいところは、入りづらいですね(笑)。フラッと飲みに行ける場所を、見つけないとなぁ。でも、歩いていける所には、そんな所は今はないです。タクシーや車で行くのも違うと思っているので、しばらくは我慢しないとですかね。なんとなく、そんなことを感じた今日でした。

 

本日の1曲はこちら。


Mildlife - The Magnificent Moon

  

DJ HARVEYのコンピレーションアルバムからの1曲。2017年に出た1曲です。MildlifeというJazzバンドになるのでしょうか、とにかくグルーヴ感が半端ないです。電子音も入っているので、ちょっと聞いただけではJazzという感じはしないかもしれません。ドラムとベースが気持ちいいですね。ギターは渋い。鍵盤がその上で踊っている感じがします。しかし、まだまだ音楽を知らないですね。HARVEY絡みを聞くと、いつもそう痛感させられます。このコンピレーションアルバムもとても良いです。

ここ最近、インドネシアのポップスで良いと感じるものと出会えておらず、どこかで時間を作ってまた漁りたいのです。でも、レコード通販サイトをきっかけに面白い音には出会えています。これはこれで悪くないし、楽しいから良いのです。

 

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