ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

年明けから少しワクワクするニュースだった。

先日、インドネシアでは少し驚くニュースが出た。GojekとTokopedia合併の一報である。双方ともインドネシアでは、知らない人がいないのではないかというほどのスタートアップ企業。

Tokopediaは、インドネシア大手のオンラインマーケットプレイス。インドネシアのAmazonをイメージしてもらえればわかりやすいだろうけど、携帯電話のチャージや、公共料金の支払いなども可能で利用者も多い。と言いながらも、実はまだ僕自身は利用したことがない。わざわざネットを使ってまで買うものがないのが理由だが、試しに使ってみようかといい加減考えている。中国のアリババだけでなく、日本のソフトバンクからも出資を受けており、インドネシアが誇るユニコーン企業の1社と言ってもいいでしょう。

そしてGojekも同じくインドネシアのユニコーン企業。ライドシェアだけでなく、物流にも力を入れており、サービスはさらに広がり、フードデリバリや買い物代行、そして決済に使う電子マネーまで手広くビジネスしている。僕は交通系の電子マネーは、このGojekによる「GO-PAY」を使うことが多く、ここ最近はバイクタクシーやMRTの支払いは、このGO-OAYにお世話になることが多い。

双方ともにインドネシアの生活に根付いているサービスを提供している企業なので、もし合併となれば、さらに便利なサービスが展開されるのではないか。少しワクワクするニュースだなーと思いながら見ている。双方とも、インドネシアだけでなく、世界に通用する企業だと思っているので、この2社が一緒になったら、さらにそのスピードは早くなるのではないかと考える。

このようなアプリが当たり前にあるので、インドネシアの高齢者も当たり前のようにスマホを使いこなしている気がする。これは、あくまでも僕のインドネシアにいる遠い親族たちを見ていて感じることなので、一般ではないのかもしれないが、SNSをはじめ、日本の同年代の親族たちと比べても、圧倒的に利用しているし、それ自体を楽しんでいる。電子マネーも当然のように使うし、何でもネットを使って頼んでしまおうと考える叔母や叔父がこちらにはいる。

逆に言えば、どんどん生活がスマホを使うのが当たり前になっているから、対応せざるを得ないのだろう。環境が人を育てるとは、こういうことを言うのではないか。

日本では、使えない人もいるだろうからとわざわざオンラインとオフラインを1つのサービスに用意するケースがある。むしろ、使えない人に合わせてオフラインだけというものも行政ではある気がする。わざわざ役所に出向いて、処理を行うのは面倒だと何度思ったことか。

思い切ってオンラインにすべてしてしまった方が、高齢者たちも覚えるのではないだろうか。まぁ、これが日本のいいところと言えば、その通りと思う部分もあるけど、これではどんどんオンラインの波に遅れてしまうだろう。こんなことでデジタルトランスフォーメーション(DX)など実現できるはずもないと考える。

今回のニュースはとても興味深いので、今後も注視していきたい。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


GRACE. - Sugar High (Official Lyric Video)

Listen on Apple Music 

英語詞だけど、インドネシア人のGRACE.による新曲。1月1日が自身の誕生日とのことで、新年を迎えるにあたってリリースされたみたい。明るくて、新年を気持ちよく迎えられそうな1曲。

 

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