ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

クリスマスも近いのですよね。

部屋の外から大音量のダンドゥットが聞こえる23時過ぎです。何かやっているのでしょう。日本だったら考えられないですが、僕はこういうのは嫌いではないし、うるさいとも思わないので、みんな楽しんでくれていると良いなと思います。どうも学校っぽいところでやっているのですよね。学芸会か何かなのか、単に金曜日だからワイワイしているのか。けっこう低音効かせていて、気持ちは良いです。

インドネシアはイスラムの国ではありますが、クリスマスは普通に楽しむ国のようです。ジャカルタに関してのみかもしれませんけどね。アチェの方なんかはまた違うでしょう。いつも行っているモールにも大きなクリスマスツリーが飾られていました。

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クリスマスツリーをかたどったもの、と言った方がいいのかもしれませんね。近くでまじまじ見てみたら、キャンディーですからね。

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どういったセンスなのか、ちょっと謎です。。毎年出しているのかも気になりますね。わざわざ毎年変えるとも思えないです。

今日は金曜日ということで、イスラム教では大切なお祈りの日になります。僕のドライバーも敬虔なイスラム教徒のため、こと金曜日はお祈りの時間を多めに考慮して僕自身も動くこととなります。まぁ、彼の場合は毎日お昼も夕方もお祈りに行くので、基本的には毎日となりますが、特に金曜日はいつも以上に時間を使ってもらっています。その間、僕は昼食を取っていたり、あるいは車の中で仕事をしていたりします。

帰り道も好きな時間にお祈りに行ってもらって良いからね!と告げるのも毎日のことです。特に金曜日は何故か渋滞がいつも以上に激しいことが多いので、帰るのにとても時間を要してしまいます。その間、お祈りの時間を疎かにさせてしまうのが心苦しく、なるべくお祈りの時間も作ってくれて良いような雰囲気を作るように心掛けています。

他の同僚に聞くと、同じようなことを言う人もいれば、逆にそこまでドライバーがお祈りに行かないので、考えたこともないという人もいて、当たり前ですが、人によって違うのだなぁと勉強になります。

まずは受け入れてみるというのが僕のスタンスでして、特に宗教についてはそれ以外の選択肢が僕にはありません。だからか、ジャカルタに来てから時間について、かなり寛容になったと思います。特にレジで並んだ時なんかに感じることは多いですね。いい意味で、余裕を持てるようになったと言えるのかもしれません。

もちろん勿体無いと思う自分はいますから、その上でじゃあニュースの一つでも読むかと、スマートフォンを見たり、メールの確認をしたり、あるいはLINEの返信をしたり、何らかのことをしていることは多いです。だからか、自分で時間を使っているので、早くしろよ!とは思わなくなりました。

でも、まずは受け入れてみるというのは、僕の周りのインドネシア人も同じような気がします。これまで会ってきたインドネシアの方々はみんな優しいです。否定することなく、それも良いね!でも自分はこう思うよ!というような返事が返ってくるので、気持ちがいいです。何でも否定から入られると、あまり気分が良くないです。まずは受け入れてみる姿勢が僕には合っているのでしょうね。

だから宗教は違えど、クリスマスも楽しむのでしょうか。僕のこちらの家族はクリスチャンなので、思いっきりクリスマスを楽しんでいる様子がSNSにアップされています。でも例えばドライバーさんであったり、同僚であったりはどうなのか。今日聞いてみようと思っていたのに、すっかり忘れていました。。でも、きっと受け入れて楽しむということに変わりはないのだろうなという気がしています。

気づけば外からダンドゥットが聞こえなくなりました。流石に23時半ぐらいには終わるのですね。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


Christmas Eve 2019 山下達郎(クリスマスイブ)

  

もうこの曲が日本中で掛かっているのでしょう。時期というものを差し置いても、日本の音楽を代表する一曲と僕は思います。山下達郎、一度でいいからライブに行きたい。「クリスマスイブ」はこの時期、やっぱり聞いてしまいますね。しかし、加工されているであろうとは言え、東京の夜景は綺麗だなぁ。そして、もう寒いのだろうな。再来週の一時帰国、寒さに対しての耐性が無いに等しくなってしまったので、体調管理だけはしないと。

 

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