ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

人との縁とは不思議なもの。

年末以来にお世話になっている先輩方と会った。相変わらずな接し方をしてくれるので、とても有難い。こちらも変わらない対応をしている。先輩とは言っても、友達というか仲間に近いので、とても楽にいられる。一時帰国をする時には必ず会う人たちと言ってもいいですね。

ジャカルタに移住しても、日本には何度も帰国している。そんな時に会おうと言ってくれる人たちとはなるべく時間を作るようにしてきているし、こちらからも連絡をして会おうとしている。

今回、ふとそんな話になったのだけど、人との縁とは不思議なもので、どこかでタイミングがずれていたり、判断を変えていたら、今ではその付き合いはしていないだろうというものが多い。

それは学生の頃からの友人とは地元が一緒であったという偶然や、その学校に進学することにした判断になるのかもしれない。でも、社会人になってからの仕事以外での友人関係は、作ろうとしないと作れないものではないだろうか。

別に新たな出会いなどを求めなくても、仕事絡みだけでも人間関係は作ることができるし、その中だけでも満足できる人もいるだろう。もちろん、学生の頃からの友人関係を継続していくことだってできる。

僕はもともと幼なじみから大学までの友人が多くいるし、今でも有難いことに付き合いがある。でも、クラブに遊びに行き始めてから、社会人以降に知り合った友人がたくさんできた。逆に言うと、これが無ければ仕事関係と学生時代までの友人とだけの関係になっていたと思う。今とは全く違う人生になっていたことも間違いない。これは断言できる。

別にどちらがいい悪いではない。ただ、何かのタイミングや判断、そして周りにいる人たちによって、自分の人生が彩られていったり、進む方向が変わっていったりすることはあると感じただけです。

一期一会という言葉は昔から知っていたけれど、今になって振り返るとそんなことがたくさん転がっていたことを実感する。先日も書いた今月末で閉店してしまう店の店長さんだって、お店と空間は無くなってしまうけれど、人と人との付き合いはこれからも続いていくだろうし、一時帰国の度に会う先輩方や仲間たちとも、その関係は続いていくだろう。

そして、この出会ってきた方々の中には、オンライン上がきっかけとなって、リアルでも会って今でも繋がっている人たちもいる。とても自分にとっては大切な人たちでもある。

基本的にはDJ配信を見ていて、チャット上での会話で交流を深め、Skypeで実際に話したりして、お互いのイベントなどで初めて会うというのが流れだったかな。Skypeを飛ばして、いきなり会いに行ったケースもあるか。

だから、インターネットを介してのコミュニケーションの向こう側には必ず人がいるということを実感していた。というよりも、当たり前のことです。だから、ネット上の誹謗中傷に関するニュースを国内外問わず見ると、どうしてなのかなと考えてしまう。

こうなってくると、法規制がさらに強くなってしまうのかもしれない。本当はそうあって欲しく無い。ただ、匿名だろうが、ネット上においても自由に何でも言えるという訳では無いことは、自分も改めて自覚しなきゃいけないと肝に銘じておく。

ちょっと話は逸れたけど、今後、オンラインでのやり取りはさらに増えていくだろうし、初対面の人ともオンラインで会うということも日常になってくるかもしれない。ただ、どんなにツールが便利であろうと、人と人との関係であることに変わりはない。

だから、オフラインでのやり取りがむしろ今後は、希少価値が生まれてくるのかもしれない。体験型のサービス、それこそ農業体験なんかはいいだろうな。そして、フィジカルな付き合いが生まれるクラブのような文化も無くしちゃいけない。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


Buscabulla - Nydia (Official Video)

  

シンセポップが好きなのだと自覚しますね。Buscabullaの新譜から選びました。スペイン語なので、全く歌詞はわからないのですが、可愛らしい声で聞き入ってしまう。プエルトリコ出身の男女デュオで、コーチェラにも出演しているのですね。ノーチェックでした。気持ちいい曲です。

 

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