ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

手放したレコードをまた買いたくなるのは何なのでしょうか。

レコード屋に行った。今回の滞在で2回目だ。やっぱりレコード屋に行くと楽しい。そして見てしまう。実家にはターンテーブルもあるしミキサーある。でもアンプもないし、セッティングする場所もないので音を出すことはできない。

だからとくに買わなくてもいいし、そもそも使う頻度なんてない。しかし行くと買ってしまうのは何故だろうか。今回の滞在で使う機会がありそうだからと理由付けはできるのだが。。あと2回ほどブースに入る機会がありそうなので、レコードを掛けたいと思ったことは確かだ。

しかし買うレコードのうち何枚かは、昔持っていたもの。またはデータで持っているものだったりする。データ音源とレコードのどちらがいいかは、個人的な主観も大いに入るので論じるつもりはまったくない。ただ僕自身がDJしていて楽しいのはレコード。これは揺るがないです。

ジャカルタに移住するときのことを思い出す。あらゆることにおいて断捨離をするつもりだった。レコードも大量に売った。1枚1円にならなかったものすらある。とにかくいろんなものを手放した。

そんな手放したものをまた集めたくなる自分。レコード屋に行くと救出してやろうとなるヤツがいるのですよね。。DJの性なのか。。。今回はHOUSEとTECHNOに縛ったからまだいいけど、SOULやJAZZだとそんなのがゴロゴロいそうで怖い。お財布との相談をしないと大変だ。

ただ僕はまたレコードを買うだろう。DJするしないは関係なく、レコードを好きだから。自分で盤を置いて、針を溝に落とす動作が面倒だから好き。仕事においては合理的なものを求める方だけど、音楽を聴く行為は別なのだろう。機材を持ち、自分で動かないと聞けない。音楽をかける行為そのものが愛しくなる。

ターンテーブルとミキサーを手放すことをしなかったのはそれが理由。たまには電源を入れてあげないとかわいそうだ。そんなことを思ったが、時間はないだろうなぁ。

ただこの滞在中、もう1回はレコード屋に行きたい。手放したものでまだまだ欲しいものがあるや。それなら売らなければ良かったのにね(笑)。

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ということで本日の1曲。


Natalie Slade 'Love Light' (Eglo Records)

  

これはかっこいい。Natalie Sladeのデビュー作になるのですかね、Egloから出ているのであれば期待大です。エレクトロニックなんだけど、ソウルでもある。メロディアスでヴォーカルワークもいいっす。バックバンドもグルーヴ感あって最高です。これは売れて欲しいなぁ。他の曲も聴いてみよう。

 

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