床屋よりもレコード屋の方が長居してしまった。
数ヶ月に1回行うことの1つに散髪がある。ジャカルタに移住してから、こちらのいわゆる床屋にお世話になっているのだけど、実は毎回行っているところは違う。以前ブログでも紹介したixoboxもいいのだけど、Kemangまで行くのがメンドーという何ともな想いで、実はバラバラなのです。
日本には馴染みの美容師さんがいて、帰国のたびにその方の元へ行っているので、ジャカルタに戻ってからしばらくは切らなくてもいいのだけど、やっぱり暑いし、少しでも伸びてくると切りたい!と感じてしまう。
そこで今回は、「ブロックMプラザに安いところがある」という情報をもらったので、行ってみるかと。そんなわけで、今回もジムで走った後、MRTに乗ってブロックMへ。今回は、前回の反省を活かしてアプリでチケットを購入した。残念ながらOVOとの連携は何度やってもできなかったのだけど、GO PAYが使えたので問題ない。券売機で買うよりも、こっちの方がラクでいいや。アプリ上でチケットを購入すると、QRコードが出てくるので、改札機でかざして終了。これはいいな。
ブロックMプラザには、実はそんなに行ったことがない。どこに床屋があるのかとブラブラ散策。するとあるもんだねー、レコード屋さん。
ここも今まで行ったレコード屋同様、そこまで安くはないのだけど、シングルについては75,000Rp(約600円)で販売していて、4つ打ちもちらほら見かけた。昔持っていて手放してしまい、改めて欲しくなったものはなかったけれど、もっと時間を掛けて掘ってみると面白そう。ジャズやロック、ソウルのジャンルが強かったかな。モール内ということもあってか、店内も綺麗です。
そして、店内にはDJブースもあった。CDJは2000NXSが置いてあるように見えた。テクニクスのターンテーブルを2台ももちろんあって、ミキサーもパイオニアだったね。しかし、針の手入れが悪いのか、よく飛んでた。手入れは大事だなーなんてことを思ってしまった。もちろんレコードの盤質もあるだろうけどね。それに、針を上げたり落とすときは、フェーダー切って音を止めないと、スピーカーも傷めるぞ!なんて変な心配してしまった。
あと、テープも売ってた。
こんな形で日本でも昔は売られていたのだろうな。僕はカセットテープをギリギリ触れていた世代なので、その昔はラジオを聴きながら、音楽の録音をしたものだ。あとは、テレビの音源を無理やり録ってみたりもした。音質なんてあったものじゃないけど、アナログで面白かったな。インドネシアでは、まだテープの文化もあるのかな。
あとは、こんな機材も売ってた。
価格を見なかったなー。次行った時、見てみよう。
思わず面白くて長居してしまったけれど、目的は床屋です。すると、レコードを売っていた横の店が、どうも目的の店っぽかったので、金額を見てみると50,000Rp(約400円)だったので、ここでしたね。写真を撮っておけば良かったのだけど、店名はKAIZENというところ。
思いっきり日本語じゃんと店内を覗いてみると、客が誰もいない。。まぁいいやと入って、早速切ってもらったのだけど、いつも通りバリカンで刈られ、細かいところをハサミで整えて、終わりでした。はっきり言ってジャカルタの床屋はほぼ変わらないという結論になり、今後はここに来てもいいかなーなんてことを考えた。
しかし、10分ほどで終わったので、レコード屋にいる時間の方が長かったなー。そんなこともあるか。
フランチャイズのようで、他にも店舗はあるみたい。そんなことを片言のインドネシア語で理容師さんに教えてもらった。インドネシアだけでなく、東南アジアに広がってみるみたいで、地域限定だけど、国を跨いでいる企業なんだと少し感心してしまった。
髪を切ったあと、「トウキョウスキップジャック」というステーキ屋で肉を食べようと思っていたけど、いざ行ってみると大勢の人で席が埋まっていたので断念。午後3時過ぎに人がいるとは思っていなかったので、次回は逆に早い時間に行ってみよう。
街をブラッとするのも面白いですね。
ということで、本日の1曲はこちら。
PREP - Years Don't Lie (Official Video)
PREPの新譜から選びました。10月の終わりに出ていたのだけど、聞いたのは少し遅くて先月終盤かな。ジャカルタでしっかりライブを見たこともあるからか、少し贔屓にしているバンドでもあるのだけど、1枚通してとても気持ちいい。ダンスミュージックとの親和性があるからかもしれない。でも、生音もしっかり入っていて、とくに彼らの特徴はサックスでしょう。この曲も途中でサックスソロがあるね。しばらく楽しもうと思う。