ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

駐在員が住みたい国ランキングでインドネシアの方が日本より順位が1つ上だった。

少し話題になった「駐在員が住みたい国ランキング」の記事。日本は33か国中、32位というランキングだったようだ。金融大手のHSBCホールディングスが発表したものであり、恐らく独自の視点は入っているだろう。

ちなみに1位はスイスで、2位はドイツ。3位はカナダで、4位がスペイン、5位はニュージーランドとなっている。

日本が住みやすいか、住みにくいか。そんなこと海外の人には関係ないという人もいるかもしれないが、収入や幸福感、満足感などが高い国に住んだ方がいいと考える海外の人は多いだろう。

僕自身はそこまでこのようなランキングにとても興味がある方でもないが、ただ参考にはできる。そして、移住した先のインドネシアが、日本よりも一つ順位が上の31位だった。何がどう違うのか、これは知りたいと思い、HSBCのページで比較ができたので見てみた。

以下、HSBCページで日本とインドネシアを比較した画像コピーです。

 

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出典:HSBC Expat Explorer Survey 

 生活の質(Quality of life)や政治的安定(Political stability)、可処分所得(Disposable Income)や経済的安定(Economic stability)、そして教育(Schooling)などは日本の方が上だが、オープンなコミュニティ(Cultural, open and welcoming communities)、収入(Income)やキャリアアップ(Career progression)にワークライフバランス(Work / life balance)、そして今後の発展性(Reaching potential)などはインドネシアの方が圧倒的に高い。

とくに「えっ!?」と思ったのは収入だ。33か国中、インドネシアは9位だ。そして日本は最下位の33位。ワークライフバランスも最下位なので、働いている割に賃金が低いということなのだろう。なお、教育環境(Learning)も最下位。教育環境は、全体のランキングにも大きく影響を与えているようだ。

正直、Schoolingが「教育」で、Leraningが「学習、学習環境」という訳であっているのかという疑問も自分にはあるのだけど、確かに違う意味ではある。

インドネシアは発展性が見込まれている。確かに若い人は多いし、日本よりも電子決済は進んでいるので、今後日本以上にITはもっと身近になる気がする。早く5G回線が普及して欲しい。そうなったら、まずは5G対応のスマホを買うだろうな。それが収入にも出ているのだろうか。

ランキングだけで決めるのはよくないし、こんなもの人によって好みは違うと言ってしまえばおしまいだ。でも、外部からの目線として参考にするのは悪くない。それに項目が違えば、順位も変わるでしょう。日本の「おもてなし」はやっぱりすごいです。

ただそれが当たり前になってしまうと、海外の人も含んだ相手への強要になりかねないから注意が必要。それもサービス料金として入っていると、勘違いしてしまうこともある。そんなはずはない。

僕自身は、そこまでしなくていいのにと日本にいると思うことが多い。これが収入が低いことにつながっている一つの要因かもしれない。

今後、日本で働くのか、海外で働くのか。いろいろと考えさせられますね。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


AGNEZ MO - PROMISES lyrics

  

 少し古いですが、5月末に出たAgnes Moの新譜「Promises」。インドネシアのアーティストでも世界中に知られている一人ですよね。やっぱり上手いなぁ、いい声しています。まったりした曲ですが、彼女の声の存在感が大きいですね。

 

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