ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

まだ慣れない南国のクリスマスツリーと慣れてしまったレジに並ぶ長蛇の列

仕事に追われた1週間だった。まだしばらくこんな日々が続くであろう。お世話になった先輩が帰任になり(と言ってもバンコクに行くのだけど)、2人で分配していた仕事を急に1人でやることとなり、先月ずっと引き継ぎをしていたけど、初めて1人で回した1週間。ジャカルタとバンコクは、まだ直行便がないので、VISAの関係もあり、一時帰国中の先輩に毎日電話していた。慣れる日が来るだろうと思いつつも、その過程にいる最中はシンドイ。喚いていても仕方ないので、向き合うだけですけどね。

ジャカルタに移住してから2回目の12月。どうも南国のクリスマスは、まだ慣れない。ステレオタイプな意識があって、寒い季節のイルミネーションを体感してきたし、どこかでクリスマスというと有名な映画である『ホームアローン』のような景色を想像してしまう。だから、南国のクリスマスツリーを見ると、違和感を覚えてしまう。

でもこれは、ジャカルタに生まれ育っている人からすると、当たり前の光景なのだろう。そこまでの意識に自分自身を持っていく必要はないが、違いを受け入れる度量は持ててきたと思う。

日本的な意識を捨てないとやっていけないこともあって、身近な例だとスーパーのレジ。とにかくのんびりだし、クレジットカードの入力も遅いし、客も急ぐそぶりもない。後ろに並んでいる人がたくさんいても、店員と楽しく話している。日本だと下手したら怒鳴る人がいるかもしれないぐらいだ。

そこまで大らかと言えばそれまでだけど、時間をもったいないとは思わないのだろうか。一方で、その時間も楽しんでいると感じているのだろうか。身近なローカルスタッフにそんなことを聞くと、後者なのではないかとのこと。あまり急ぐことを考えないのかもしれない。

でも、さすがにもう僕自身もこの光景に慣れた。むしろ、そこまで急がなくていいじゃんと考えるようになってきていて、たまに本社の人間から煽られると、ああ日本はそうだったなと感じてしまうぐらい。これでは仕事上はいけないのですけどね。

あくせく生きるのもいいのだけど、移住してみてマインドも変わってきたのかもしれない。仕事に追われながらも、どこかでそんな余裕を持っていようと思う今日この頃。どんなに忙しくても、しっかり週に20kmは走れているので、まだまだキャパはあるなと省みる今日でした。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


Monica Karina feat. Dipha Barus - SKIN TO SKIN

Listen on Apple Music 

ジャカルタ出身のMonica Karinaが2018年に出した「Skin to Skin」。YouTubeを漁っていて見つけた曲。少しゆったりしたダンスミュージック。しっとりした歌声で、トラックもうるさくなくて、聴き込める。夜の高速道路を走りながら聞くと気持ちよさそう。

 

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