ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

コロナ前とコロナ後、仕事のやり方を大きく変えるのではないか。

本日も在宅勤務でした。日本本社の担当者とも仕事のやり取りがあって、電話で話しましたが、同じく在宅勤務をしているとのことでした。ジャカルタも東京も変わらないですね。でも、そこまでやることもないので、少し今日はブログをガッツリ書いてみます。

 

さて、そんな今日ですが、こんな記事を読みました。

getnavi.jp

とても興味深かったです。どんなところに興味を持ったかというと、記事内の新しい試みの前提にあるのは、もともとこのお店にはたくさんのファンがいたのだろうなということ。そうでなくては、このオンラインでの試みはうまくいかなかったのではないか、ということです。

対面サービスの重要性

そうなると、これまでの普段のサービス(美味しいドリンクを出すことをはじめ、接客やお店の空間作り、居心地のよさ、などなど)が多くの方に満足されるものであったことが考えられます。なお、僕自身はこのお店に行ったことはありません。そのため、あくまでこの記事を読んで、このような想像をしたレベルであることをご承知ください。

現在、飲食店は世界的に見ても大打撃を受けている業界の一つと言っても過言ではありません。ただ、そんな中でも生き残っていくところとそうでないところがこれからはっきり見えてくるでしょう。そしてそれは、これまでどのような営業をしてきたのか、というお店自身の態度が要因となるのかもしれません。つまり、これまでお客さんを満足させられるサービスを提供できていたのか、ということです。どれだけファンを作ってこれたのかとも言えるでしょう。

もちろんどの飲食店もこの記事同様の試みができるとは決して思いません。でも、似たような業態のお店が同じことをしたとしても、成功するところとしないところが出てくるであろうということです。

どうしてその飲食店に行くのか。食べ物や飲み物が美味しい、店員さんが面白い、居心地がいい、面白いお客さんがいるなどなど、様々な理由があるでしょう。ただ、一番大きいのは人と人とのつながり、それはカウンター側に立つ店側の人と、お客さんとの関係になるのではないか。

美味いもんだけ出してりゃいい、空間だけ整備しておけばいい、そういった要因だけではもう満足をされない時代になっているのです。言われてみれば、僕自身が「あそこの店員は感じ悪い」となったところには、二度と行っていないですから。

オンライン飲み会も聞くようになった

そして、もう一つ考えたことがあります。それは、オンラインということで、このお店のような試みだけでなく、今回のCOVID-19騒動により、Zoomなどのオンラインツールを用いた「オンライン飲み会」ができることを知った人も増えただろうなということです。

だから、これからはわざわざお店に足を運ばなくてもいいじゃないかと考える人が出てくることも想定しなくてはならない。この場合、お店のファンであれば足を運ぶ理由にはなりますが、それが無いとなかなか人を呼べないというところが出てきるかもしれませんね。それだけ対面サービスが重要であるということです。

もちろん、オンライン上で楽しいと思い、実際に行ってみたいと感じさせることができたら、集客ツールになりますね。ただ初速、つまりは立ち上げた当初のオンライン上での集客はなかなか厳しい。だからこれまでの営業で培ってきたファンが必要となります。彼らが拡散してくれますから。

仕事のやり方を変えてしまうのではないか

そしてこれは飲み会に限りません。仕事面でも在宅勤務ができることを知ってしまったので、今後の仕事を大きく変えるのではないかということ。僕自身も元来からリモートでできることはそうしたいという考えですが、その流れがさらに推し進められるのでないかということです。

毎朝満員電車に揺られ、午前9時までに出社して、定時までは事務所で働くことを義務付けていた企業の中にも、今回の騒動では在宅勤務という選択を取ったところも数多くあるのではないでしょうか。だから、リモートでできる仕事があることを、ある意味証明をできたと思うのです。

もちろん、セキュリティがまだ不安定だから出社しないとできないという事柄も今はあるでしょう。しかし、それはツールを用いれば解決できることもあると思うのですよね。ツールを用いることで、大きくコスト(時間や費用)を削減することができます。まぁ、このツールを導入することが日系企業では大変であることも、前職時代にまざまざと見せつけられてきましたけどね。。

COVID-19は多くの人命を奪い、移動の自由を制限し、当たり前であったことを当たり前で無くしてしまった、世界中を混乱に陥れている憎むべき存在です。しかし、今回の騒動は今後の人類の生き方そのものも大きく変えるのではないでしょうか。

人とのつながりを重視し、ファンをどれだけ獲得できるのか。そして、ツールを用いることによるコスト削減。どれもこれまでにも叫ばれてきた人はたくさんいましたが、今回の騒動でさらに可視化できたのではないでしょうか。

コロナ前とコロナ後ということを言っている人も見ましたが、まさに言い得て妙で、世界が変わるきっかけになっていると思います。その新世界にどうやって自分をアジャストさせるのか、どうやって生き残っていくのか。そんなヒントが実例としてゴロゴロしているのが、まさに今なのではないかな。

もちろん自分自身も考えなくてはならないけれど、どんな試みをやっているのか、周りを見渡すだけでも学べることは多い気がします。今は室内でできることを粛々やることが多い日々です。でも、情報を収集することで今後の自分の生き方に役立つことはあるであろう。そんなことを考えて、これからの日々を送っていきたいです。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


Bali Cloud - Riwin (Hideo Kobayashi Remix)

  

Traxsourceで見つけた曲ですね。Hideo Kobayashiさん、最近は聴いていなくて、昔はもっとミニマル寄りな音を作っていた記憶があります。今作は全然違い、ラウンジ系の音となっております。ゆったりとしていて、気持ち良い。曲名にBaliが入っているのもポイントですね。仕事中も聴ける音となっております。

 

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