ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

「ザ・エレクトリカルパレーズ」が面白かった。

今日からモールの営業時間が20時までになったので、通っているジムもそれに合わせて20時閉店となった。そんなわけでさっそく走ってきたのだけど、やっぱり少しでも汗を流すといい気分転換になることを体感。心身ともに余裕が出るので、平日から身体を動かそうと改めて思い直した。

ジャカルタに移住してからの方が、身体にはいいことが多い。日本にいた頃は、毎晩遊んでいたし、酒も毎晩のように飲んでたし、次の日の午前中はパフォーマンスが上がらないことなんてザラだった。もうあんな日々に戻りたいと思わなくなったけど、後悔はしていない。体感してみたからこそ言えることだし、あんな日々がなければ逆に移住も考えなかっただろうから。

先日、YouTubeで「ザ・エレクトリカルパレーズ」という2時間ほどのドキュメンタリーを観た。2011年に東京NSCに現れた謎のグループ、通称「エレパレ」を調査するという内容なのだが、お笑いに興味がない人も、ドキュメンタリーとして観てみると楽しめるだろう。

同じ場にいても、人によって真実って変わるのだなというのが最初の感想。どっぷり中にいる人、遠目から見ている人、ただ噂として聞いたことのある人などなど、さまざまな視点があるので、感じ方が違うのは当たり前なのだけど、それでも1人1人で違う想いを持っているのは、どんな時でもあり得る普遍的なものではないだろうか。

このドキュメンタリーを観て、ふと自分の昔を思い返したのだけど、確かに周りから見れば異常と思われる集団に自分もいたような気もしている。ただ、今でもその頃に遊んでいた人たちとは、付き合いが続いているし、あるし日のことを笑いながら思い出として語ることもある。今思えば恥ずかしいことをしていたと感じることもあるけど、あの頃はそれはそれで真剣だったし、周りなんてカンケーない!と粋がっていたと今なら思える。

「青春」なんていう言葉で片付けることもできるけど、その当時はそんなことを思っていなかった。それにわざわざ将来の自分が、当時の自分をどんな風に思うかなんて考えながら生きてもいない。ただ、今は少しは将来のことを考えるようになった。そういう意味では、若さっていうのは無敵だし、儚くもある。

このドキュメンタリーを観て、最後には自分自身も同じじゃないかと。青春群像劇って言葉も出てくるけど、最初は「エレパレ」をバカにしていた自分なのだけど、観ていくうちにそんな自分を問い詰めてしまっていて、とても複雑な気持ちになった。観終わってから数日経っているのに、どこかでモヤモヤ残っている。

ここ最近、映像と言えば映画を観ることが多かったけど(Netflixの「The Call」も面白かった!)、ドキュメンタリーもいいなとなったので、他のもまた時間を作って観てみようと思う。いい刺激にもなるからね。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


Sheryl Sheinafia feat. Rendy Pandugo - pick up your phone (Official Lyric Video)

Listen on Apple Music 

スウィートなR&B。Sheryl Sheinafiaの新譜で、YouTubeで知ることのできた1曲。Rendy Pandugoがフィーチャリングされていて、2人ともいい声。

 

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