ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

営業のやり方が大きく変わったけど前向きにも考えたい。

COVID-19により、営業のやり方は大きく変わった。以前だったら、「近くに来たので行っていいですか?」という電話をして訪問することもあったし、客との距離を縮めるために仕事の用事がなくても行くこともあった。でも、今はそんなことは全くない。これはこれでいい面も多い。時間の使い方としては、正しいだろう。

しかし、雑談している中から仕事につながることもあるので、一概にどちらがいいのか、わからないこともある。とくに人間関係を築いて信用されてから実際の商売になったことは、これまでの自分の経験からも言えるからだ。そのため、オンラインだけで打ち合わせといっても、違和感を覚えてしまうこともある。

こうなると、人間関係がなくても売れるならば、商品力だけで勝負できてしまう。もちろん商材によって変わるが、メーカーと呼ばれている会社の商品は、営業職がいなくても成り立つ時代が来るのかもしれない。

そんな営業不要論を聞くこともある。社会人になってから、ずっと営業職として渡り歩いてきた自分にとっては、ドキッとする言葉ではあるが、頷いている自分もいるのだ。B2Cだけでなく、B2Bでも同様になるのではないか。大量生産、大量消費の時代は終わりが来ているし、テクノロジーの進歩によって、人を介さなくても情報が溢れているので、なんでも選ぼうとすれば選べる時代になっている。

一方で、それを認めたくない自分がいるのもまた事実。少し歳を取ったのかなとも思うが、保守的になっているのかもしれない。新しい物事などを覚えていくには体力がいる。「なんでこんなことわかんねーんだよ!」と年配の人に苛立つこともあるが、それは保守的になり、体力も追っついていない状態なのだろうと少し理解できるようになった。だからといって、新しいことを知ろうとしないことに、苛立ちを感じなくなるわけではないのだが。。

話がずれたが、いわゆる客にモノを売るだけの営業は、不要となる時代が来るのかもしれない。そんなときに営業としてのキャリアしか積んでいない自分が何をできるのか、そんなことを考えるようになってきた。外勤だけが全てじゃない。インサイドセールスも使いこなさないと。なかなかマインドチェンジは難しいけれど、良くも悪くも外勤をできない今だからこそ、考えるチャンスでもある。ましてや海外にいると、日本からどんな形でサポートをもらうかも含めて思考しないと。これは、COVID-19のおかげと言えるのかもしれない。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


Lyodra - Sabda Rindu (Official Music Video)

Listen on Apple Music 

YouTubeで見つけた曲。R&Bになるのかな。張りのある声が印象的。ソウルフルとはまた違うのだけど、艶っぽい。

 

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