ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

レバラン休暇中のジャカルタ滞在が始まる。

明日から連休スタート。ローカルスタッフはラマダン中のため、通常よりも1時間早い出社で、1時間早めに終業が今日で終わる。うちのスタッフは、時間をきっちり守る人とそうでない人とでくっきり分かれるのだけど、この期間はしっかりみんな来ている感じだった。

今日は終業後、papayaに行ってビールやらなんやら買いだしに向かった。ジャカルタ市内は、いつもよりも渋滞が少ない印象。やはり故郷に帰っている人が増えているのであろうか。明日以降も街中をぶらついた時に見てみよう。

初めてのレバラン期間にジャカルタにいるため、どんな様子なのか興味はある。人がいなくなると聞いたことはあるけど、COVID-19の広がりを防ぐために移動制限は出ているため、どれだけの人がそれを守るかだろう。

でも、昨年のレバランも同様で、今年も戻れないとなると、昨年から帰れておらず、親の顔を見れていないと不満を感じる人もたくさんいるだろう。とくに老齢の両親などがいる場合は、どうしても帰りたいと思ってしまうだろう。この気持ちはよく理解できる。どんなに国や州から禁止と言われても、いつ親がいなくなってしまうかもわからないならば、この休み中に帰って会いたいと考えてしまうよな。

かんたんに移動禁止とはいうけど、それでもう会えなくなってしまったとしても、誰も責任を取らない。「COVID-19が広がるのを防ぐために移動するな」と言われても、守れない、守りたくないとなってしまう人の気持ちや市井の声は、なかなかお上には届かないだろう。これは日本も同じか。無闇に遊ぶなというのは100歩譲って理解できるけど、帰郷ぐらいいいのではないかなどとやっぱり思ってしまう。

そんなわけで、うちのスタッフたちも今年は帰ると言っている人たちが多かった。「マスク着用と手洗いをしっかりすることと、戻ってきたら念の為ラピッドテストを受けてね」としか言えなかった。

インドネシアでも変異種の存在が認められ、今後の動向がまたわからなくなってきた気がする。今回のレバラン休暇でまた広がるだろうとは思ってしまう。でも、ずっと親に会えていないという身近な人たちの顔や声を聞くと、「帰りなよ」と言ってしまう自分もいる。自分勝手といえばそれまでだけど、マスク着用などのできる限りの防護をした上で、帰郷は認めればいいのになと個人的には考えてしまう。

とにかく、誰もが楽しかったといえるレバラン休暇にして欲しいなと同じ時期にジャカルタにいる自分は考えるわけです。なんだかんだで一緒に働いているスタッフたちは、いい人たちばかりだし、仕事もよくやってくれているから(とはいうものの、凡ミスも多いけど)、休暇は思い切り仕事を忘れて欲しいですね。

 

ということで、本日の1曲はこちら。

 

Surat Cinta si Misquin - Melanie Subono

Listen on Apple Music 

音を聞き入り、映像を見入ってしまった。Surat Cintaってラブレターって意味だと思うんだけど、歌詞を見つけられず、またそんなことを歌っているようにも見えない映像が流れている。ポエトリーリーディングのように始まり、後半に盛り上がる流れが秀逸。こんな音もインドネシアにあるのかと発見できた1曲だった。これまで聞いてきたものとはまた違う感じなので、ポップでありながらもロックだし、斬新で面白い曲。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ジャカルタ情報へ
にほんブログ村