ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

今まで自分が触れてきた知識だけで物事を考えないようにしよう。

雨季がまだ終わっていない、気がする。ローカルスタッフに聞いたら、環境問題で雨季の期間が長くなっている、というようなことを言っていた。去年の今頃は日本にいたのでわからないけど、一昨年の今頃はもう雨季が明けていたのではないか。だからといって不満はない。ザーッと降って止むし、外を歩かないのであまり気にはならない。

そういえば、ジャカルタに移住してから傘を持っていない。車で移動が多いし、雨宿りしていれば止むから「いらねーや」ってなってしまった。電車で移動する習慣がなくなり、大きく変わった部分の1つだろう。環境によって人を変えてしまう例かもしれない。まぁ、僕にしか当てはまらないかもしれないけど。なお、誤解なきように言っておきますが、インドネシアにも傘は売っています。僕が買っていないだけです。

しかし、買いたくても見つからないものがある。耳かきだ。それも竹でできたやつ。ずっと探しているのだけど、見つからないんだよなー。日本だったらそこら中に売っているのに。もちろん綿棒はあるのだけど、耳かきの方が自分には合う。まぁ、いつも行くスーパーなどでしか探してないから、そのうち見つかりそうですけどね。

こちらに来てからは、必要なものしか買わなくなったので、移住によって断捨離をできた。大量にあったレコードと本だけは、今でも残しておけばよかったと思わないこともないけど、思い切って手放したからスッキリはしている。データで買い直せばいいし。音楽ならばサブスクで聞けるから、音源として買わないものまで出てきている。モノがあっても満たされるわけではない。体験などにお金を使った方が、自分のためになると移住してから気づいた。

モノをどんどん買わなくなる人が増えるのではないだろうか。そうなったとき、ビジネスも大きく変わるだろう。もうすでにその片鱗は見えているので、乗り遅れないようにしたい。だから新しい技術などは注意して見ているつもりだけど、日本の流行はすっかりわからなくなってしまった。

だいぶ前から流行っているらしいAdoを知ったのはつい最近。「うっせえわ」を初めてYouTubeで見て聴いたけど驚いた。まだ若いのにクオリティ高い作品だなと。音も映像も含めて、世界にもぜんぜん売り出せるコンテンツだ。ただ、同じようなことが世界中で起きているのかもしれない。逆にこんなの全て追いかけるのはできないと思ってしまった。

こうして今まで自分が触れてきた知識だけで物事を考えるようになってしまうのかもしれない。それだと批判的に自分が見ている「大人たち」と一緒だ。だから、若い人との付き合いは大切だなと改めて思う。自分にはない視点であらゆるものを見ているし、アンテナも張っている。学べることも多い。

そんなことばかり考えていると自分を見失ってしまうかもしれないけど、早いスピードで社会は動いているので、インプットとアウトプットをしていこう。そんなことを思った今週でした。

 

ということで、本日の1曲はこちら。

 

Tiara Andini - Hadapi Berdua

Listen on Apple Music 

Tiara Andiniの新譜。跳ねるようなピアノが心地よい。アニメーションも可愛らしいね。雨の日もバイクに乗っているのは、インドネシア人の特徴なのかもな。

レバラン休暇が明けたら、新しい曲もいっぱい出てきて、紹介したい曲がたくさん。ブログ書かないと(笑)。

 

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