ワクチン接種会場に行くものの受けずに帰ってきた。
いつまでもSNSやインターネット上で「アストラゼネカを接種できるところはないか」と調べていても、一向に答えが出てこないので、以前接種できた情報のある接種会場に行ってみた。
結論からいうと、行ってみたもののシノバック製しか接種できなくなっていたため、打たずに退散してきた。個人的に効果を認めていないものを打っても仕方ないと判断したためだ。
行った先は、Mall Taman Anggrekのワクチン接種会場。
6月の情報ではアストラゼネカを使っていたらしい。でも、よくよく聞いたり調べると、そんな会場は多くて、6月末でに接種すべきだったなと大きく反省している。やはり先行者メリットはあるのだな。そんなことを思いつつ、以前アストラゼネカを接種できたという情報を理由に昨日、こちらの接種会場をWebから予約した。
「もしかしたら接種できるかも！」と思った理由として、2回目の接種を募集しているからだ。2回目を募集するなら、1回目と同じワクチンを全部で使うだろーとなってしまったのだ。でも、1回目と2回目で予約フォームを分けている時点で違うワクチンを使う可能性もあると考えるべきだった。どこかで期待してしまったのだ。そんなものは、脆くも崩れ去ったわけだが。。
予約は10時から開始となっているが、現在ジャカルタ市内は通行止めが多いので、多少早めに出た。自分が住んでいる場所から会場まで18kmほどあるため、バイクではなくタクシーで向かった。渋滞がなかったのでかなりスムーズ。渋滞がないとジャカルタっぽくないなどと思うこともあるが、何も面白くない活動制限の中で、唯一いいことと言ってもいいかもしれない。途中途中で通行止めの状況も見たが、思ったよりも時間が掛からず到着。
9時半ごろにはモールに着いたが、受付場所に向かうエスカレーターからすでに並んでいる人たちが見えた。
これは一部しか見えていないので、この裏にもたくさんの人がすでに待っている状況。ワクチン接種を求めるインドネシア人がたくさんいることを目の当たりにして実感する。
今回持っていた書類は、SKTTとKITAS、念の為パスポートも持っていったが、結果的に必要なのはSKTTだけだった。事前登録をしておけば、そこまで書類は必要ないのかもしれない。
会場に行く前の段階で係員の人にワクチンの種類を聞いても良かったのだが、せっかくならと列に並んでみる。雰囲気を味わってみたかったからだ。
40分ほど並んだところで整理券を渡されて、席に着いた。ここで整理券の番号を呼ばれる仕組みになっていた。
番号は当然インドネシア語で呼ばれるため、数字さえ聞き取れればクリアできる。しかし、番号を呼ぶ担当者がマスクとフェイスシールドを付けているので後ろの方だと聞き取りづらい。そのため、席が空くごとに前へ前へと移動した。
その後、体温と血圧を測定し、注意事項を聞いていざ接種となる。接種そのものは同じモール内の別会場だったが、この時点でワクチンの種類がシノバックと分かったので、そこには行かずに退散。多少覚悟をしていたが、やはりアストラゼネカ製のワクチン接種を見つけるのは難しい。結果的に滞在時間は1時間ほどだった。
日本から輸送されたものは、いつになったら出回るのか。インドネシアでの接種を諦め、帰国を含めた外国でのワクチン接種を考えるか。いろいろと検討しなければならない。もちろんワクチンを接種せず、家から出ないで今の状況が治るのを待つという手段もある。しかし、少しでもリスクを減らすのであれば、ワクチン接種を検討すべきだろう。
時間とコストを掛けて会場に行ってみたものの、けっきょくは接種できずという結果だったけれど、実際に接種しようという人たちを目の当たりにできたのはよかった。ただ、シノバック製を受ける人がたくさんいることを知ってしまい、果たしてこれがいいのか悪いのかは何とも言えない。
モールを出たのは午前10時半ごろ。せっかく都心の方に出たのに、店は何もやってないし、どこに行っても閉まっているのでもったいない気分になった。午前中から都心部にいるのは相当珍しい。30分ほどフラフラ歩いたが、今の状況であれば何もないし、何かあっても嫌なので、またタクシーを呼んで帰宅した。
状況が落ち着いたらまたこの辺りはブラブラしたいな。
ということで、本日の1曲はこちら。
Peggy Gou - I Go
だいぶ久しぶりに4つ打ちの曲紹介。Peggy Gouの新譜。少しノスタルジックな感じがして決して新しさはないのだけど、どこか落ち着く。アシッドな感じがまた心地いい。現場でDJしていたら使いまくってしまうだろう1曲だな。彼女の楽曲は好きなものが多いが、今までの中でも今作は上位に食い込む。レコードが9月末ごろ出るらしいが、買っちゃうかもな。。これはレコードで欲しい。
