ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

ワクチン接種証明は生活に必要になるのだろうか。

昨日は日本の友人たちが主催するクローズドなイベントで遠隔DJとして参加。行ったことのない店だし、自分自身が現場にいない中で完全にイメージだけで選曲をするのは、難しくもあり楽しくもあった。画面越しに見ると終始、いい雰囲気だったのでよかった。

みんなが楽しそうで、こちらは1人でとても寂しい気持ちにはなったけれど、途中でLINE電話で話したり、二次会はZOOMで参加してコミュニケーションも取れて、充実した1日だったな。ZOOMを切った後、やっぱり寂しくはなるし、日本いいなーってなってしまったのも事実ですね。

ジャカルタのCOVID-19感染者は落ち着いてきている。

 感染者数は1,336名、死者数は18名とのこと。もちろんゼロになるのが一番だが、一時期に比べれば減ってきており、妙な安心感も出てきてしまっている。これが良くないことだと思うし、今日までだったPPKM(活動制限)も8月16日まで延期となった。8月17日は独立記念日なので、またここで人が出てしまうだろうから、その後まで延ばしてもよかったのではないかと個人的に思う。

ワクチン接種者を増やすためなのか、ジャカルタではモールに入るのにワクチン接種を求め始めた。まだ一部のモールとのことだが、今後同様の流れを踏むモールが増えると想像される。

ワクチンを接種するかどうかは個人の意思によるところが大きい。ワクチンそのものが人体にどんな影響があるか分からないから接種しない人は、インドネシア人にもいるだろう。それに、ワクチンの種類にこだわる人もいる。僕自身もシノバック製は受けたくなかったし、ファイザーやモデルナ製を待っているインドネシア人もいるぐらい。

しかし、モールに入れないなどとなると生活に影響も出てくるため、仕方なくシノバック製を打つ人も出てくるのではないだろうか。今後は客先訪問時もワクチン接種が義務付けられる可能性も否定できない。そうなると仕事をするためにもワクチン接種は、ある意味強制的な意味合いを持ってくる。本当にこれはいいのか、疑問だ。

ワクチン接種をした方がいいと個人的に思うが、接種しないからといって生活に影響が出る人が出てしまうこともどこか抵抗がある。どんなにワクチン接種したからと言ってもまた罹患しないとは言えないからだ。もちろん重症化を防ぐ効果は認められているので、みんな打ってくれた方が安心だけど、果たして強制的になることはいいことなのかわからない。

正直なところ、ワクチン接種というよりも「シノバック製でいいの?」というのが一番の根っこになってしまう。ファイザーやモデルナ、アストラゼネカなどの効果があるといわれているものならば、まだいいのだろうけどね。それでもワクチンを打ちたくないという人もいるけど、この国の場合はワクチン接種証明も偽装する可能性があるので、なんとも言えない。

インドネシアの場合、ワクチンを接種したかは国が管理しているのか、pedulilindungi.idにアクセスし、名前とNIK(住民登録番号)を入れると接種済みかが出てくる。僕自身も早速試してみたが、しっかりと出てきたので一安心。この辺りは楽だなーと感じる。

しかし、毎年ワクチン接種を今後も打っていくのだろうか。またあんな高熱が出ると考えると、憂鬱になってしまう。。インフルエンザのように希望者のみにいつかなるのだろうな。

インドネシアに限らず、ワクチン接種の有無で施設への入場可否を決められるケースは、各国で動きがある。反対する人の気持ちもわからなくないので何とも言えないが、だったらいつまでも活動制限をしているべきかというとそうでもない。この辺りが苦しい。でも、ワクチン接種しか今のところ解決策がないとは言っても、これで選別されるとさらに対立構造を作る危険性があるのではないかという気がしてならない。

まだいい答えが出ていないけど、引き続き考えていきたい話題。でも、今のところはワクチン接種をしていないからといって責められるべきではないと思うし、それで不利益を被るのもまた違うのではないかと考える。

 

ということで、本日の1曲はこちら。

 

GANGGA - Waiting For You

Listen on Apple Music 

じっとりしていてホッとできる1曲。優しい声の男性ヴォーカルって好きだな。PVのように夜のドライブで聞いたら気持ち良さそう。

 

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