インドネシアのこと。
何だか近況というか日記っぽいものばかり書いていて、そういえばインドネシアのことを何も書いていないやということに気付いた今日の帰り道。ちょっとばかり、インドネシアのことを整理も含めて今日は書きたいと思います。
インドネシアですが、正式名はインドネシア共和国です。東南アジアの南に位置したところにあり、1万3000を超える大小の島々（なお日本は約6,800島）から成り立つ国です。人口は2億3000万人（なお日本は約1億2600万人）を超えています。これは世界第4位です。さらに、世界最大のムスリム人口を有する国としても知られています。島の数には驚きですよね。ただ、どうもこの島の数はコロコロ変わっているようで、以前は1万7000を超えるとも言われていたみたいですね。
www.jakartashimbun.comなお、有人島はインドネシア政府も把握できていないと聞いています。嘘か誠かわかりませんが、プロペラ機のようなもので飛び、人がいるかいないかを把握するようなことをしたこともあると笑い話のようなことも聞いたことがあります。そして、首都は僕が今住んでいるジャカルタ。ASEANの盟主とも言われており、ASEANの本部はここジャカルタにあります。
歴史はかなり複雑でして、というのも島がたくさんあり、それぞれの島に部族のような方々が住んでおり、言語も微妙に違っているのです。ここから先は僕の遠い親族から教えてもらった話ですが、前も書きましたが、僕の祖母はインドネシアのスラウェシ島というところの北部にあるManadoという街が出身です。厳密にはそこから車で1時間ぐらい行ったBatuという僕にとってはジャングルのようなところですが、ミナハサ族の末裔と聞いています。見て下さいよ、これが僕が去年行ったBatuの写真です。
ヤシの木というのはリゾート地のものではないということを知った瞬間でもありました。だって、ヤシのジュースを飲むか？と聞かれ、飲む！と答えると、この場で取れたヤシを鎌で頭の方を切り落として出してきましたからね。あれはぬるいと甘すぎて、冷やしたいなと思いました。なお、このミナハサ族はそもそも今のモンゴルにいたようで、舟で渡ってきたそうです。さらに、これは本当かどうかも知らないけれど、このミナハサ族はもともと首刈り族だったそうで、お前には首刈り族の血が混じってんだぞ！と遠い親族に笑いながら言われました。で、この地をオランダが植民地としまして、その頃にキリスト教が流入し、今に至るのです。だから、Manadoには世界で2番目に大きなキリスト像があります。
これは一昨年に行った時に撮影したものですね。一昨年はまだこちらの家族と連絡を取れなかったので一人での滞在でしたが、去年はホームステイという形で1週間、ManadoとJakarta（厳密にはTangerangですけどね）に来た事が僕の今の移住にも繋がっているのですよね。この辺りはまた今度。
僕が多少は知っている歴史はManadoとミナハサ族についてぐらいで、それぞれの島で同じような事があるのだとざっくり説明はされました。そりゃ言語も違いますわな。でもそれは日本でも同じですからね（東北弁や関西弁、博多弁などなどありますもんね）。まぁ、ある程度のことはWikipediaに出てますから（笑）。
これだけのたくさんの島があり、統治することって大変なのではないかと親族の一人に聞いた事があります。答えはとてもシンプルでした。「Because we are Indonesian! We have same identity!」ってそれだけ？って聞いちゃいましたけどね（彼とは英語で話していたので）。まぁ、そこまで深く考えてないよって、そのあと言われましたけど、まぁ結構ざっくりしてんのかなーなんて、僕の親族からは印象を持ちました。
そして、赤道のあたりにありますから、気候は熱帯性気候。日本から来た僕には毎日が夏です。個人的にはサイコーですが、2ヶ月おりますと、多少は寒さが恋しくもなりますね（笑）。自分でも意外でしたけれどね。なお、ここ数日、日本の友人知人たちがSNSにアップする桜の花は美しく、少しだけホームシックにもなりました（笑）。四季があるのは素敵なことです。日本との時差はジャカルタは2時間です。なお、Manadoは1時間ですね。来た時も身体に負担を感じませんでしたね。帰国時も恐らくそうだろうな。
まぁ、生活などについては今後も触れるのでしょうけどね、もう少し歴史は勉強しないとなーと書きながら思いました。とても雑ですが、こんなところで。
では、今日の1曲はこちら。
21歳の女性アーティスト。夕暮れに浜辺で聞いたら最高そうですね。
