サンバルが無いと物足りない。 - ジャカルタでの日々

中国に住んでいる友人から、年末は帰国するのかい？というLINEが入りました。どうやら彼も年末は日本で過ごすようですね。かく言う僕も12月21日に帰国し、1月1日の夜の便でジャカルタに戻ってくるエアチケットを夏に購入済みです。そろそろ席を予約しないと。12月29日に東京でちょっとしたイベントを開くので、そこで会うことになりました。カナダのモントリオールにいる友人が中心となる企画なのですが、コンテンツと運営には僕も絡むので、近々日本にいるもう一人の中心人物も交え、スカイプ会議をする予定です。何時になるのかだけが不安です（笑）。

年末は日本にいたいです。どうしてなのかと聞かれると、答えに困ってしまうのですが、年末の日本の雰囲気が好きなのですよね。それも年明けよりも年末です。身体に馴染んでいるのか、忘年会というものがとてもいい響きですし、毎年必ず行なっている忘年会は少なくとも3つはあります。その3つとも既に日本帰国時の予定に入っています。もうみんな忙しいし、それぞれ家庭を持っていたりしますから、事前から日時を決めておくのは毎年のことですね。

特に年に1回、この日だけは集まろうと16歳から続けている忘年会があります。6人の面々で集まるのですが、毎年12月30日と決めております。年が明けると一番最初に予定が入る日とも僕らは呼んでいますね。この日しか全員が揃うことはもうないのです。だから、はっきり言ってしまうと、この日のために帰国をすると言っても過言ではないです。なお、この日の僕はいつからか料理担当になっており、何を作ろうか、毎年実は楽しみにしていたりします。人に喜んで食べてもらう姿を見るのが、とても嬉しいですね。それに自分でも美味しいものを食べたいですからね。

だいたい鍋料理をするのですが、それ以外のつまみもこの数年は力を入れています。そのため前日夜から仕込むことは当然のことです。これまでは僕が住んでいた部屋でずっと開催していたのですが、今年は部屋がないので、とある部屋を借りて行うこととなりました。コンロの数など聞いちゃいましたからね。IHとのことなので、少々どうなるかが不安ですが、何とか今年も美味しいものを楽しく料理したいです。

せっかくならばインドネシア料理も作りたいのですが、この忘年会の雰囲気には合わないであろうなと思っており、少し考えあぐねています。香辛料を多く使いますし、辛いものも多いので、好き嫌いが分かれるのではないか、というものもあります。特にサンバルはスーパーなどで売っているものではなく、家庭での味もあると言いますし、実際にWarungなどで出てくる、これは自家製ものだろ！というものはとてつもなく辛く、でも旨味があって、僕はもうサンバルがないと、どこか物足りなくなってきています。

今日の昼もWarungでNasi Bebekを食べたのですが、サンバルはいるかい？と聞かれ、当然のようにお願いします！と答えて早速食べたのですが、やっぱりあるとないとでは僕には全然違うものとなります。今日食べたものは恐らく自家製と思われるのですが、まぁ辛かった。でも美味しい。汗だくになりましたけれどもね。

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写真左上の赤いやつがサンバルです。このサンバルは石臼でズリズリ擦りながら作るとローカルスタッフに聞きました。各家庭に石臼があるぐらいだよ、とも聞いたことがあります。調味料というよりは漬物や薬味に近いもののようで、インドネシア料理には当たり前と言っていいぐらい、付いてくるものとなります。

自分でも作ってみようかなと思うので、石臼を買おうかどうか迷っています。今でも家で料理をすることはあるので、唐辛子は買うこともあるのですよね。もともと好きなので、野菜炒めに刻んで入れたりすることがあります。でも、スーパーだとかなりの量でしか購入ができず、全部使い切る前に傷んでしまうことが多くて勿体ないのですよね。それならばサンバルにして、保存食として持たせればいいのではないかと考えているのです。

辛いものをもともと好きな方ですが、こちらに来てからはそれがさらに加速した感じもしています。だから、日本滞在時は胡椒やラー油などをバカみたいに入れるので、周りからはおかしいと前回の帰国時に言われました。そんな自分の舌に合うものを忘年会の場で出すわけにはやっぱりいかないと、今書きながら思いましたね。じっくり和食をメインに今年も作ろうと思います。何となく今年の忘年会で作りたいものは出てきているので、クックパッドやYoutubeで勉強をしようっと。

では本日の1曲はこちら。

Virzha - Tentang Rindu [Official Music Video]