ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

SNSをザーッと見ていて考えたことについて。

部屋から出ない生活が続き、Youtubeもいろいろと見るようになりました。だいぶ芸能人や元スポーツ選手といった著名人のチャンネルが急に増えてきた印象です。正直、少しお腹いっぱいですね。こうなると、違法アップロードにはなるけど、過去のテレビ番組や漫才ネタなどを見てしまう方が多くなってきました。

Netflixは映画や過去に放送されたテレビ番組、独占配信などのコンテンツなので、こちらの方に触れる時間が今後は多くなりそうです。ただ、動画はまとまった時間がないと見ることができないので、今はいいのですけど、何かをやりながらになると音声や音楽が一番いいですね。

僕は文章を読むことは好きなので、いろんな方のブログ(今だと特に海外在住の方)も拝見しますし、それ以外にも興味があるものは読みます。この時間が一番インターネットに接しているのではないかと思うぐらいです。

あとは自分でも文章を書くこともあるので、そうなるとどうしてもまとまった時間をあまり取れないこともあります。最近、音声だけのYoutubeコンテンツも出てきたので、それはいいなと思い聴きながら作業をしていることもあります。

クラブ業界のクラウドファンディング

さて、話は変わるのですが、ここ最近、日本のクラブ業界もクラウドファンディングを仕掛けているハコが多くなってきました。前売りのドリンクチケットを販売したり、物販をしたりと、それぞれが働きかけていますよね。いい動きなのです。

いや、いい動きです、本当にいい動きなのですよ!実際に僕自身もお世話になっているハコのオーナーにLINEで連絡して、金銭面での協力する旨を伝えているのです。

でも、何なのでしょう。

先ほどの芸能人Youtubeチャンネルではないけど、少しお腹いっぱいな感じもしてきており、とても複雑な心境です。

恐らく一斉にやり出したことが背景にあるのかもしれません。それに、今回ばかりは新しいことにチャレンジをするといった話ではなく、あくまでもお店存続のためのお願いという面を非常に感じられてしまいます。

もちろん、その場所が無くなってしまったらそれはそれで悲しいし、そのために前売りのドリンクチケットであればどうせ使うのだから、別に今買っておいたって全然問題はないのです。

客側も自身の将来を見据える必要がある

とてもまとまっていない中で今この文章を書いているのですが(いつもは頭を軽く整理してから書いています)、COVID-19騒動がいつ終わるかも見えていないし、その後の世界がどうなっているのかも、今は明確なものが見えていない状況です。

だから、例えば前売りのチケットをその時に使えたとしても、その時、店側の収入はこれまでの通常には戻らない可能性もあることと、何よりも僕ら客側の仕事や収入がどうなっているのかも見えなくなっている人も多々いると思うのですよね。

だから、この問題をどのようにクリアするのか、特に客側も含んだ収入面ですよね、この部分のベースがないと、生活が安定した上で成り立つもの、特にエンターテイメント関係は、うまく立ち行かなくなるのではないかと危惧しています。

経済の悪化に伴い、雇用はこれから少なくなっていくでしょうし、リモートワークでできるとわかれば、さらに人件費を削るところが出てくるでしょう。それも、下手をすると若手や中堅を削る可能性もあります。そのツケはいつの日か回ってくるので、そういう企業は淘汰されればいいと個人的には思いますけどね。

そして、海外駐在も今後は数を減らすのではないかと僕は予想しています。ローカルスタッフの採用は別ですが、日本から行く人は少なくなるのではないかと。リモートでできるのであれば、その方がコストは安いですからね。そういう意味では今の自分自身、日本人のローカルスタッフもそこまで必要性がなくなる可能性もあります。僕自身、今回の帰国はそういう意味でも危機感を持っています。ただ、逆に自分を見直すいいきっかけになるのではないかとも感じています。

成功するところと失敗するところ

そしてもう一つが、このクラウドファンディングは良くも悪くも、それぞれの店ごとのこれまでの対応が評価として出てくるであろうことです。言い方は悪いですが、真摯な対応をしていなかったところがどんなにクラウドファンディングを仕掛けたところで、そこまで成功をしないでしょう。これだけ乱立してクラウドファンディングが出てきていますし、僕のように疲れを感じている人がいるとも思うからです。

無限にお金を持っている人は別ですが、先ほども書きましたが、今後の収入の状況がわからないので、どこに対してもお金を出せるという人は限られているのではないでしょうか。そうなると必然的にお金を出す先は絞られます。正直、どこにでも出せるといいのですが、自分もそこまで余裕がなかったりしていますからね。

もっといろんな人に来てもらうべきであった

そして最後に、これは自分自身の反省にもなるのですが、もっと多くの方にクラブへ遊びに来てもらえるように働きかけられなかったことです。関わっている人たちのパイが小さい、ということです。

先ほど述べた疲れにも通じるのですが、この店もあの店もクラウドファンディングをやっていることが見えてしまっています。これも疲れの原因と僕は感じています。そうではなく、もっともっと多くの人たちに来てもらえるよう、自分自身も努力をすべきであったと感じています。学生時代の友達、バイト時代の友達、会社の仲良い人などなど。そうすれば、パイもいっぱいあって、みんなで協力することができた。

けっきょく、クラブであった人と仲良くなり、共通の知り合いを探したり、よく遊びに行くハコをシェアしたり、また違うところであって、違う人を紹介してもらったりと、とにかくクラブにいる人たちだけで何とか人脈を作ろうとしていましたからね。

でも、僕はそれでもいいと思っていましたし、今でもそこまで大きな考えの違いはないです。好きであれば自ずとこのようなところに来るであろうという、驕りもあることは否定しませんが、自分たちがいる場所はアンダーグラウンドな場所とどこかで思ってしまっていたのでしょうね。そういう所にはきっと来ないであろうと決め付けていました。それにどこか特別視もしていたのかもしれません。

だから、もっといろんな人を呼びやすい環境(時間帯、音響面、場所、分煙など)を整えた形のイベントは打てたのではないかと考えます。多少、それに近いことをやったこともありますし、そんなことをやっている方はたくさんいます。ただ、そこから様々なハコに遊びに行くような人を作れたかというと、自分には無いですね。

補償はないのに営業は自粛しなさいという行政の声には無理があると、僕自身も強く思います。先日のSave Our Space (SaveOurSpace|note)には署名もさせていただきましたし、実際に行動に移されているので応援しかありません。

ただ、やはりこれまでのクラブで遊んでいた僕らも今一度、振り返る必要はあるのではないか。権利だけを主張するのではなく、もっとできることがあるのではないか。そんなことを考えることは必要ではないでしょうか。

今日はSNSをザーッと眺めていて、そんなことを考えました。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


blink-182 - Happy Days (Official Video) #stayhome

  

blink-182がStay HomeということでYoutubeに出している動画があったので、そちらにしました。この曲自体は昨年に出ているアルバムにも収録されていますね。タイトル通り、ハッピーな感じもいいですね。

 

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