ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

自分の五感で感じたことをもとに言うべきだろう。

先日、新宿のAiSOTOPE LOUNGEに遊びに行った。行ったことの無かったハコで、そんなところに足を運ぶのはとても久々。知り合いが大勢DJとして出ていたこともあったし、前々から行ってみたいところではあったのでいい機会だった。

DJだけでなく、遊びに来ている人も知り合いがけっこういて、久しぶりに会う人もいたし、楽しかったですね。ドラァグクイーンがパーティーをすげー盛り上げてて、気さくに話しかけてくれるし、優しさがあって人として尊敬できる方々ばかりだった。どんな形でオファーをもらっているのか、地方はどこがよかったかなど、生々しい話を聞けたのも収穫だったなー。ちょっとここには書けませんけどね。

ハコのCOVID-19対応はかなりしっかりしていた。入店時の検温はもちろん、LINEアプリによる登録が義務付けられ、ドアは開けっぱなし、扇風機で空気の循環を行い、フロアはマスク着用でドリンク禁止。それにマスクは基本的にドリンクを飲む以外は付けている人が多く、22時には完全終了と都の要請を守っていた。そのため、下手な飲食店よりも、ガイドラインを遵守しているよね。

ここまでやっていても、「クラブは危ない」などという人はいるだろう。どんなに声をあげても聞き入れられないことに、もどかしさを感じることもある。でも、ドラッグの問題をはじめ、クラブ自体に悪い印象を持っている人もいることは事実なので、かんたんに覆すことはできないでしょうね。

知らないのに言うなよ!って思うし、実際に自分の目で見て確かめてから発言すべきだけど、そんなことを言っても仕方ないのだろう。ただ、これは自分自身も肝に命じるべきで、とくにジャカルタにいない今、僕自身もしっかり言えることなど何もない。COVID-19の状況についても、データとローカルスタッフから聞いたことから感じたことぐらいしか言えない。自分の五感で感じたことをもとに言うべきと、反面教師にしよう。

マスクをして、手の消毒などを守る。これが今のできる限界なのだろう。もちろん体調が悪い人は来るべきではない(というか、これはクラブに限らない)。できることをやって、楽しむのであればいいのではないか。ただ人が集まるからという理由で自粛しても、けっきょくやる人はやる。

ぐちゃっといろんな人が集まる場は、やっぱり面白い。音を聞くだけでなく、人との繋がりを感じられたり、作れる場は無くなって欲しくない。久しぶりに初めていくハコで、初めてのパーティーだったのでかなり刺激をもらった。まだ日本にいるし、行けるところはまだまだ行こうっと。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


Hudson People - Trip To Your Mind

Trip to Your Mind

Trip to Your Mind

  • Hudson People
  • ディスコ
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

 僕が影響を受けたDJの一人であるSadar BaharのDJを青山CAYで聞いたときかな、このHudson Peopleの「Trip To Your Mind」が流れたんですよね。その前から知ってはいたのだけど、「サダーがかけてる!」ってなって、テンション上がったことを今でもよく覚えている。

それ以来、これはレコードで欲しい!と強く思ったのでずっと探していた。無駄にレコードショップに「Want」として出していたら、忘れた頃に来るものですね、「入荷しました」のメール。速攻取り置きしました。

10分近い曲なんだけど、もう無駄がない。1曲丸ごと聞きたくなるし、自分でDJするとしても、ほぼ丸っと掛けるでしょうね。後半のインストパートがヤバいんですよね。ドラム、ベースのグルーヴ、そこにパーカッションと鍵盤、そしてギターとサックスが好きなように踊ってるんですよね。でも、歌も忘れちゃいけない。序盤に少しだけ入るヴォーカルはとても優しい。僕の大好きな要素が全て入っています。

1979年の作品だもんなー、この時代はやっぱりいいですね。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ジャカルタ情報へ
にほんブログ村