ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

すぐにジャカルタに帰ることは難しいのだろうか。

明日からゴールデンウィークと言われますが、ジャカルタでの日々が長かったからでしょうか、日本の祝日にだいぶ疎くなりました。全くそんな感じがしません。

まだまだ隔離生活中ということもあるのかもしれません。ただ、祝日はよくわからなくなりましたね。もちろん、インドネシアの祝日を把握しているかと言われると、全くそんなことはありません。

ただでさえ、曜日感覚が無くなる日々ですので、自分でよく理解しておく必要はあることを感じております。

さて、本日はこんな記事を読みました。

www.bbc.com

インドネシア語の記事で恐縮ですが、PSBB(大規模社会的制限)を今行っているジャカルタですが、その中でも西ジャカルタのある地域では、狭い家に多数の家族と住んでいるため、逆に人口密度が高くなってしまうという内容です。

そのため、家には息苦しくて長居できないという人も出ているそうです。これは、貧困が根本の問題となります。今回のCOVID-19は貧富の差をさらに見ることにもなることを知りました。

経済的格差があると、衛生設備も違いますし、手を洗うことを言われていますが、そんなことを簡単にできない人たちもいることを忘れてはいけません。

とても難しい問題です。簡単に解決などできるわけがない。ただ、このような家にいることを求められるがために、逆に人口密度が高くなるようなところは、世界中にたくさんあるのではないでしょうか。

そのような所でパンデミックが起きたら、目も当てられません。ジャカルタの州知事は約420万人いる貧困層向けの社会支援のために3.2兆ルピア(約220億円)の予算を立てたと記事には書いてありました。ただ、具体的にどのようなことをするのかはわかりません。

PSBBの状況下では、5人以上で集まっていると、警察が来て解散するように促されます。しかし、このような地域ではそんなことは物理的に無理でしょう。それに仕事もさらに無くなっているので、状況はさらに悪くなってしまうのではないか。そんなことを考えました。

今回のCOVID-19はある程度は同じような被害を各国にもたらしていると思っていますが、ミクロで見ると全然違って見えてくる。日本では死亡率が低いというような議論もありますが、医療が脆弱であったり、スラムのような街においては、とてつもなく怖いものであると認識を改めました。

もちろん今後の経済をどのように立て直すかということも重要ですが、目の前にクラスターが起きそうなところがある国にとっては、すぐに先のことを考えるのは難しいのではないかと考えます。

僕自身もなるべくならば早くジャカルタに戻りたいし、インドネシアの当局も7月までには通常生活に戻したいと言っています。ただ、簡単ではないだろうともう一度考え直すべきだと思い知らされました。日本の滞在期間が長くなることも考慮し、ローカルスタッフとのやり取りをどうするのか、長期的な目線が必要であると考え直します。

 

さて、気分を改めまして、この隔離中にDJ Mixを1本は録りたいと考えていました。その時に置かれている立場や感じていることが、反映されるであろうと思っていたからです。そんなわけで、今夜録ってみました。

www.mixcloud.com

写真はジャカルタのすき家で撮ったものです。帰国少し前だったので、店内に人が全くいない時期でした。いつもは人で溢れているところなのですけどね。今も外に行ってもお店は閉まっていたり、テイクアウトばかりなので、この写真の気分だなと選びました。

是非、聞いてみてください。家で楽しんでいただければ!

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ジャカルタ情報へ
にほんブログ村