ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

どこでも日本や欧米のやり方が通用するわけではない。

ホテルの部屋にある普通の椅子に座っている時間が長いので、腰を多少痛めてきています。やっぱり多少の運動は必要だよなと実感します。ジャカルタの自宅にある椅子もどうってことないものでしたが、ホテルの部屋のものよりは良かったのかもしれません。あとは単純に姿勢が今はよくないのか。少し気にしようと思いました。

だから、オフィス家具も売れているのではないかなぁなんて考えていたら、案の定そんな記事が出ていましたね。この事態を機会に、在宅勤務は増えていくであろうから、部屋の仕事スペースを快適にしていく人が増えることは何ら不思議ではありません。

机周りを自分好みにし、通信環境を整えさえすれば、仕事をある程度のことはできてしまうことが明らかになってきているので、わざわざ出社をすることもなく、また実際に客先訪問をすることも減ってくるのではないかという気もしています。

既に大きな打撃を受けている航空機業界や新幹線などの電車といったインフラに近いものも、今後は出張者が減ることによる減収減益も想定しなければならないのかもしれませんね。しかしそうなると、これまでの出張という行為は全て無駄だったのかと言われてしまいそうです。ただ、決して全てが無駄ではありません。

やはり直接会って話すことによるコミュニケーションは、肌感覚が違うし、話す内容の迫力も変わります。特に大切な商談やプレゼンテーションの時には実際に訪問して行う方がいいでしょうね。ただ、顔を出すだけの出張というものは今後減るかもしれません。実際はこのような顔を出すだけの訪問というものも、無いといえば嘘になります。

何だかこのように考えると、これまでの仕事は無駄が多かったのではないかということに気付きます。無駄な仕事を排除すれば、もっと早く家に帰れるし、そうすればプライベートでやりたいこともできるのでは無いでしょうか。だから、自身でやりたいことをたくさん持っているべきです。会社の中だけでしか生きていない人は、今後やることを見つけないと、なかなか退屈な日々になってしまうかもしれませんね。

そういえば数年前から定年の近い父親に対し、趣味を持ってくれと何度も話している自分がいました。そんな父親は金魚のブリーダーのようになってしまい、買っている金魚が卵を産んだので、孵化させることに成功していましたね。素直に凄いなぁと思いました。

なお、僕自身は無駄なことをあまりしたくないのですが、業界によっては顔を出すことが営業の仕事という凝り固まった考え方もあり、今勤めているところはそのような風潮が強いです。業界によっても違いがあるのかもしれませんが、いち早く考え方を変えたところが生き延びていくのでは無いでしょうか。いきなり考え方を変えるのは難しいし、勇気も必要なのは事実ですので、そう簡単にはできないですけどね。

前職時代はIT関係にいたこともあり、どれだけ訪問をしないかを考えていたぐらいでした。なるべくならば、訪問をしないでメールと電話、あとはWEBを介したテレビ会議で何とかやりたいと常々考えていたし、なるべくならば外出をしない対応をするようにしていました。まぁ、どうしても行かなきゃならない客もいましたし、年に1回は訪問をすることは決めていましたけれども。

営業は足で稼ぐと確かに言います。今後はこの考え方も変わってくるのかもしれませんね。ただ、インドネシアではそんなことも無いのかなと思ってしまいます。とてもおしゃべりが好きな国民性だし、実際に会って話すことが染み付いているのだろうと感じますからね。それに、訪問するだけでとても喜んでくれますからね。特に日本人が行くとなると、先方の上司の人が出てきてくれたりもするので、ローカル顧客に対しては訪問することは有効だろうと考えます。

何でも日本のやり方や欧米のやり方が通じるわけではありません。物の見方は多方面であることをジャカルタでの生活は教えてくれました。インドネシアでは日本のやり方は通用しないこともあるし、それが成長を妨げているのでは無いかと勘繰ることもあるのですが、文化に逆らうことはなかなか難しい。

ただ、未来には、インドネシアでも同じような考え方になっていくのかもしれません。そうあって欲しいと願う自分もいます。やはりダラダラしていては、生産性が上がらないのは事実ですからね。それが良いところでもあるのですけどね。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


orion sun - coffee for dinner [official video]

  

ORION SUNの新譜から1曲選びました。何だか不思議な曲ですね。PVも宇宙服を着ていて、最後の最後に宇宙船が出てくる。リリックもこのYouTubeに書いてあるのですが、いまいち理解ができない。考えるって言ったり、考えないって言ったり、簡単に諦めるなんてことも書いてあったりですが、ただ一人ではなかったいうようなことを言っていますね。歌詞は難しい。でも、何だか印象に残る曲でした。

 

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