自分の身にいざ起こると、分かってはいたけどショックですね。
とうとう自分にとっても大切な場所と言ってもいいお店が一つ、今月末をもって閉店することが決まった。
あまりにも残念で言葉がなくて。。 https://t.co/VvilsTMQmB
— sabu@Jakartaから一時帰国中 (@sabu0815) 2020年5月20日
実際には、先日の日曜日にお店に行っていて、直接話を聞いていたので、その夜に書いたのがモヤモヤした内容のこのブログです。
自分でイベントを打っていなくても、誰かがDJしていれば遊びに行ったし、深夜で電車が無くなったら、歩いてこの店まで来て、店長さんとその場にいるお客さんとで朝まで馬鹿話しながらたくさん笑って、楽しく飲んだことも何度もあった。
フラッと仕事帰りに寄ることもあったし、ジャカルタに移住する時もとても喜んでくれて、励ましてもくれたし、一時帰国した際には必ず顔を出していた場所。この場に来ないと出会えなかった人もいたし、作れなかった時間もある。
楽しい思い出しかない。
その場所が無くなるとなると、言葉が出ない。ただただ、残念。
確かに商売ではあるし、どんな局面においても営業を続けられるように常に考えておくということは必要ではあると思う。でも、飲食店にとっては、あまりにもそれは極論だろう。ましてや、音を出して、ドリンクをメインとするようないわゆるクラブやライブハウスにとって、営業の自粛を求めるが、十分な補償金が無いとなると、続けたくても止めざるを得ない状況に追い込まれてしまう。
欧米と比べても、クラブのあり方は日本とは違う。成熟度は違うと僕自身も感じる。しかし、その場所に集う人たちがいて、その中で文化は養われてきていたことは間違いない。僕はかけがえのない時間を過ごしたし、かけがえのない人と出会うこともできた。
それが世界的にどんな影響があるのか、ビジネスとしてどうなんだといったこととは全然違くて、というかそんなことはどうでも良くて、ただただ純粋に楽しめる場所がなくなるのを指を加えて見ているしかできない自分が、とても悔しい。
このBE-WAVEはキッチンもあってフードも出せるので(とても美味しいのです!)、テイクアウトとして続けてきたけど、それでもやはり厳しかったようです。あまりここには書くようなことではないので、かなり雑なまとめになってしまっているけどね。ただ、閉店の話を直接聞けて、当然ショックで言葉を無くしたけれど、面と向かって話をできたのはまだ良かった。
ネットから情報を知っていたら、今の比ではないぐらいショックを受けていたと思う。この意味では、日本に帰国をしていたから足を運べたし、さらに発表日も今日と決めていたそうなので、事前に先日行けたことも偶然だった。
ダラダラ書いてしまったけれど、単純にショックで言葉がありません。ただ、同じようなハコや店がこれからも出てくるであろうと考えると、やるせないです。