ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

科学的根拠として広まって欲しい。

2020年の8月が終わる。日本で迎えるとは思っていなかったが、今年はそんなことの連続だ。まだジャカルタに帰れる見込みは立っていないが、9月に入るのでいい加減進展があって欲しいと願うところだ。もう願望になってしまっているからなー。でも、日本での日々をそれなりに楽しんでいるので、これはこれでいいやと最近は割り切れるようにもなってきている。

PCR陽性者が初めて1日で1,000人を超えたジャカルタで、ドライブインコンサートが開かれたみたい。来場者が車に乗ったまま、ライブを鑑賞するスタイル。FMラジオに合わせて音を聞いたとのこと。ドライブインシアターと同じだ。ライブもこの形で観るのはどんな感じなのか、実際に体感していないからわからないけれど、一つのやり方だなとは思った。

でも、広さがなければできないことと、排ガスは環境に悪そうだと思うけど、ジャカルタの渋滞なんてもっと酷いのだから、そんなことまで考えないかと思い直してしまった。

観る側だけでなく、演じる側はどんな気分なのだろう。記事からは読み取れなかったけど、少なくともお金を稼げはするから、そういうもんだと割り切ってやっているのだろうか。曲に合わせてライトを点滅させた、みたいなことが書いてあるけど、アーティストはテンション上がるのだろうか。。これは少し疑問だ。

個人的に、野外であれば普通に開催していいのではないかと考える。日本でもメジャーな野外フェスは軒並み中止だけど、いくつか野外イベントも開催が決まっているものも今後はあるし、これから先は実施していいのではないだろうか。

また、クラシックに限っては「#コロナ下の音楽文化を前に進めるプロジェクト」と題し、クラシック音楽公演運営推進協議会と日本管打・吹奏楽学会が主催で、無風のクリーンルーム内で飛沫感染のリスクを検証する実験も行われている。Facebookで友人がシェアしていた内容だが、読んでみたらとても面白かった。

楽器ごとの微粒子なども細かく出ていて、非常に興味深い。また、客席でマスクなしで「ブラボー」の声と咳を比較すると、咳の方が微粒子が多い。マスク着用であれば、1席空けようが連続した着席であろうが、飛沫感染のリスクに差はないとのこと。マスクの重要さを実感する結果だった。

ただし、接触感染のリスクは公共交通機関同様のリスクはあるとのこと。そのため手洗いがここでも重要となるよね。また、目・鼻・口を触らないこと。これはクラシックコンサートホールでなくても同じ条件なので、ホールだからと特別視されることはないでしょう。また、喚起のポイントもまとめられており、参考にできる実験結果ですね。結果としては、感染リスクをゼロにすることはできないが、合理的な対策を組み合わせれば、感染リスクを抑えることは可能ということであった。

もちろん一定の条件下における実験なので、実際は違うだろうとは付記されている。ただ、こういった実験結果は共有されていくべきだし、科学的根拠として広まって欲しい。単純に早く、安心してライブを観たいっていうのもあるからね。

 

久しぶりに水族館に行った。クラゲって癒されますね。見ていて飽きない。

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ということで、本日の1曲はこちら。


Robert Glasper - Better Than I Imagined ft. H.E.R., Meshell Ndegeocello

Better Than I Imagined (feat. Her & Meshell Ndegeocello)

Better Than I Imagined (feat. Her & Meshell Ndegeocello)

  • ロバート・グラスパー
  • ジャズ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 Robert Glasperの新譜です。新譜が出れば聞くアーティストの1人。今回はH.E.R. とMeshell Ndegeocelloの2人をフィーチャリングしていて、またこのお二方がいい声で。今作は昨今のBLM運動と無関係ではない。それは「Black lives matter and so does black love」で始めるコメントから読み取れる。リリックが出れば、ぜひ読みたい。聞き取れない自分が情けないのだが。。

しかし、本当に美しい曲だ。

 

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