ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

ラピッドテストを急遽受けてきた。

朝、ローカルスタッフとのオンラインミーティングを終えると、WAで社内のスタッフからメッセージが飛んできた。

「ドライバーがラピッドテストで、陽性反応が出ました」

少しギョッとして、慌てて上司に電話。お前もすぐに念のためラピッドテストを受けてこいと言われ、いつもとは違うドライバーをアサインし、ジャカルタへ移住してから初めてタケノコ診療所へ。

このタケノコ診療所は、ジャカルタ在住日本人の間ではとても有名な病院。日本語対応も可能なことから邦人で受診している人も多い。僕自身はまだ、ジャカルタに来てから病気になったことがなく、幸いなことに行ったことがなかったのだ。でも、名前ぐらいは当然知っている。もちろん場所だって、何となくは知っているぐらい有名な病院。

そんなわけで、急遽ラピッドテストを受けてきた。PCR検査よりも精度は落ちると言われているけど、このテストを元に客先へ訪問する証拠にもなっているため、インドネシアではよく利用されているテストとも言えるだろう。

やり方は血液採取。注射も全然痛くないし、血を抜いた後も全然問題ない。スタッフもみんな丁寧な対応で、とても好印象。これから何かあればお世話になろうと思った。まぁ、お世話にならないようにするのが一番いいのだが。

ラピッドテストの結果は陰性。ちょっと焦ったが、ホッとしたのは事実。ただなー、潜伏期間もあるからなぁ。。ドライバーはこれからPCR検査を受けて、判断されるようだ。何もなければいいのだけど。一昨日会った時はまったく元気だったし、咳もなかったので、大丈夫だろうとは思うのだけど、無症状でも陽性者となるのがCOVID-19。ここまで身近な人で、しかも接触している人がラピッドテストで陽性反応が出ると、多少焦るね。こんな経験は初めてだ。

そして、とても身近にウイルスがあることも肌で体感できた。まだ外に出ていないとは言え、まったくもって油断のできない状況であることを隔離中に経験できたのは、ある意味よかったかもしれない。気を引き締めてこれからの日々を過ごしていこうと改めて言い聞かせた。

 

予想通り、PSBBは延長が決まり、10月11日まで引き延ばされた。PCR陽性者も減っておらず、さらに延長の可能性も否定できない。医療システム早期崩壊の可能性の記事も本日出ていて、病院が最大のクラスター発生となっており、医師の陽性者が増えているとのこと。もうどうにもならんぞこれは、という内容ではあるけれど、回復者が増えていることもまた事実。だからと言って、まったくもって楽観視してはならない。経済どころでは、まだまだ無いような感じがする。

今日、Twitterのトレンドに「Teggal」(ジャワ島内の都市名)が出ていたので、何事かと思って見てみると、ある記事に行き着いた。内容は、Teggalでダンドゥットのイベントを開催したらしく、数千名が集まったというものがどうも原因のようだ。記事を見ると、マスクをしていない人も多く、さらに「ウイルスを信じていない、だから怖がる必要もないよ。私は健康だからね」というようなインタビューも出ていて、おいおいマジかよ!と思ってしまった。

ウイルスを信じていないって、、これは本当だろうかと勘繰ってしまうが、どうもそのように考える人もいるのは事実らしい。マスク着用どころではなく、それ以前の話だ。意識改革を進めるようなニュースも出ているが、どこまでできるのか疑問にもなる。

 

そんなわけで、戻ってきた時期を間違えているのではないかと思う自分もいるのは事実だが、戻ってきた以上は身を守ることに徹しないといけない。まったく日本とは状況が違うため、十分に警戒しながら日々を過ごそう。まだまだ遊びに行くなんてとんでもないな。早く元通りになればいいのだけど、いつになるのだろうか。オフの日の過ごし方も考えないとだな。

 

ということで、久しぶりに本日の1曲。


Oberhon ft Ideo Hijima A quiet place

Traxsourceで見つけた曲だけど、かなり日本のメロウなヒップホップという感じがする。日本人がフィーチャリングされているのだけど、調べきれない。OverhonはHouseも作っていたりして、過去の曲はいくつか持っている。これはまったく違う感じだが、叙情的でオリエンタリズムを感じる。映像はすべて日本で、撮り方もあるだろうが、とても美しい。いい曲ですね。

 

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