ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

決められたから形だけやっておくのはどうなのだろう。

ここのところ外出が多いので、昼食はモールなどに行くことが多い。入り口では非接触の体温計を持ったセキュリティがいるのだが、34.8度など逆にヤバイだろ!という温度が検出されることもある。いい加減だよなーと思いながらも、これがインドネシアかもなーと感じたりもする。

客先に入る時も同様で、入場時には同じように体温を測られる。1社目は35.5度だったのに、数時間後の2社目では36.8度だったりもするので、とりあえず形だけでもやっておこうというスタンスなのか。測定器の精度を統一化した方がいいのではないだろうか。

一方で、入場時に臭いを確認するようなところもあり、実際にあるところでは、社員全員に実施し、臭いを感じないというスタッフがいて、慌ててPCRを受けさせたら陽性反応が出たという話もあったようだ。こちらの方が時間を要するし、人を密集させてしまう恐れもあるが、症状を検出するには検温よりもいいのかもしれない。

とりあえず決められたから形だけでもやっておこうとなっている気がする。ただこれは、もしかしたら日本でも同じなのかもしれない。それに、体温だけで判断できないのがCOVID-19なので、意味があるのかないのかも正直わからない。ちなみに、当社でも出社すると毎朝、事務所で検温されるが、この体温もかなり曖昧だ。元気だから大丈夫だよと言ってしまうが、担当者にとっては決められた仕事なので、やらざるを得ないのだろうね。

しかし、これは指示を出す側にも問題があると考える。最近、新たにもう一人のローカルスタッフを見ていくこととなったので、どのように指示を出していけばいいのか、相手のパーソナリティを伺いながら試行錯誤している。社会人経験もない若い子なので、あまりタフなことも言えないし、もちろん異文化で育ってきているので、言い方も考えないと伝わらないだろう。けっこう頭も痛いが、この経験はこれからの人生において役立つだろうと前向きに思っている。

あまり人を育てることをしてこなかったツケが回ってきた感がしないでもない。前職では、年齢も一番下で、好き勝手にやりたい放題させてもらっていて、問題が出たら上司や社長にヘルプをお願いしていたからね。最後の1年間ぐらいは部下も2人いたけど、時間もなかったし、そこまで育てられなかった。なかなか難しいけれど、やれるだけのことをやろうと思いつつも、しんどいなーなんて後ろ向きになる自分も出てくるので、ジムに行って、こんなに仕事振りやがって!と怒りをモチベーションに走っている日々です(笑)。

 

ということで、本日の1曲はこちら。


Lagu Putih

Listen on Apple Music 

新譜が多かったので、久しぶりに昔のインドネシアの音源を。YouTubeというのは便利で、いろいろと引っ掛けてくれますね。このLagu Putihもその1曲。Chrisyeもカバーしているようだね。でも、Trio Bebekのこちらの方が好み。コーラスが美しいのと、いろんな楽器が鳴っているからだな。1980年にリリースされた曲だけど、今聞いても新鮮。直訳すると「白い歌」ってなるのだけど、「悲しみは消える」などの歌詞もあって、正直意味がよくわからない。。純白な心が、汚されてしまった、というような歌だと思う。なかなか奥が深い。。

 

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