ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

テクノロジーには抗えない。

土日は主に家でゆっくりしていた。まぁ、ジムに走りには行ったりしたのだけど、基本的に部屋で過ごす。COVID-19の中、こんな生活が当たり前になりつつある。移住してから、気にせず外に出られていた日々が懐かしくもなるけど、PCR陽性者が一向に減らないジャカルタ。日本も増えているようだけど、こちらも負けていない。こんなことで勝負なんてしたくないですけどね。

クラスターが会社で起こると、人数によっては操業を止めなくてはならず、隠している企業も実はけっこうあるのではないかと推測する。でも、経済を止めてはいけないので、どれが正論なのかはわからない。ただ、人命は守られて当然だろう。それ以上に優先すべきものなどあるのだろうか。経済で人が亡くなることもあるからと言って、そちらを優先するのはおかしいと思う。

有効な手立てが何も見えていないインドネシア。日本も同じかもしれないね。GoToキャンペーンで感染が広がっているように見えてしまう。日本にいないからわからないけれど、ダメージを受けているのは旅行業界や飲食店だけではないはず。今回のGoToキャンペーンで売り上げがどうなったのかなど、詳しいことを調べていないから正確な判断をできないけれど、COVID-19を広めている1つの要因なのではないかとこちらからは見えてしまう。

しかし、部屋にいるのも悪くないと思うようにはなってきた。もともと移住してから積極的に土日双方とも外に出る生活ではなくなったので、日本にいる頃に比べると、明らかにライフスタイルが変わった。インドアな生活も悪くないなーとなっている。デリバリで食事はかんたんに食べられるし、インターネットがあれば調べごともできるし、動画や映画も楽しめる。漫画や本もスマホで読めてしまう。テレビ電話もできるので、人と話したければそんなツールを使えばいい。

ただ、改めて痛感させられる。インターネットが強力なインフラであることを。もし、いまインターネットの接続をできないとなると、この生活は成り立たない。もちろん、電気や水道、ガスも必需品だけど、同じように生活を成り立たせる必須なものとなっている。

もしインターネットがない頃に、こんな状況になっていたら、自分はどうしていたのだろうか。本を読む、音楽を聞くぐらいしか思いつかないが、どちらもフィジカルなモノとして入手しなくてはならない。外出しづらい状況だった場合、それらを買うこともできないだろう。テクノロジーが発達した今だから、こうして外国に移住できたのだろうと感慨深くなった。

テクノロジーには抗えない。便利さを求めていった結果、今の世界はあるのだろう。いちいち遠ざける必要はなくて、取り込んでいくことをまずは考えなきゃいけないなと。正直、僕自身はイマイチTikTokなどのアプリで、まだまだわからないこともある。それはそれでもったいないし、新しいものは触れていった方が、これからの人生にも役立つのではないだろうか。何事も勉強だよな。新しいものに触れる時間も意識して作っていこうっと。

 

2日間、部屋にいて何をしていたかというと、DJ Mixを作っていました。ということで、ぜひ聞いてください。

www.mixcloud.com

今回は、前作から大きく変えて、というかいつものスタイルに戻しました。ソウルフルなHOUSEをベースにしています。やっぱり、この方が自分にはしっくりくる。初心に戻りたい気分もあって、2000年代の音源も選曲している。好きなものは好きだ。

今回は少しテーマというか、大切な人へ向けた感じにしています。距離はあるし、ZOOMやLINEなどで声を聞いたり、画面越しに顔も見れるし、コミュニケーションを取れていると言えば取れているのかもしれない。でも、それだけじゃ足りないものがある。そんなことを表現できればいいなと思い、少し強引な選曲もあるのだけど(とくに後半)、それなりな表現はできたかな。自己満足だけど。こんな時は歌ものの方がやりやすいね。

しかし、ヘッドホン越しでMixもしているので、音量バランスが難しい。レベルメーターを見ながら気にしているのだけど、音源自体にバラツキもあるし、メーターに表れない部分もあって、この辺りは課題だな。やりながら身体に覚えさせるしかない。

また来月、違うMixを録ろう。

 

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