ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

Netflixで映画を楽しめている休暇。

まだ雨季は終わっていないのだろうか。ザーッと雨が降っている。ジャカルタに来てからこんなの日常茶飯事だし、どうってことないのだけど、やっぱり晴れている方が気分もいい。

あっという間に休みも終わる。週が明けた今日は、けっきょく朝からメールと電話があり、1日仕事をしていた。今日から連休明けのお客さんもいるし、今日中に解決しなければならない書類の問題もあったので、仕方がないのだけど。どうしても海外からモノを引っ張るとなると、船積みなどの関係もあって対応しなければならないことは理解している。

でも、そうならないようにスケジュールを前倒しで進めていたのに、けっきょく他拠点の都合でこちらが休み中の対応をしないとならないのは何だかなぁと思わなくもない。客に迷惑を掛けられないし、社内の問題が原因なので、解決しないとしょうがないのだけど。

「客は神様だ」というけれど、行き過ぎもよくない。何でも客の言うことを聞いてばかりでは、いつまで経っても自分の利益はないし、時間もなくなる。とにかく言われたことを解決するのが当たり前と上司からは言われるのだけど、それは疲弊するだけで、結果的にいいことは何もない気がする。日本の物価が上がらないのは、そんな一面もあるのではないだろうか。

そんなことを考えつつも、休みは休みなので、仕事をしつつもちょいちょい音楽を聞いたりする1日だった。

今日ではないのだけど、Netflixでずっと気になっていた「FYRE 夢に終わった史上最高のパーティー」を先日やっと観れた。イベントオーガナイザー、運営スタッフ、イベントスタッフ、来場者の視点から失敗したイベントを見ていくドキュメンタリー。どんなに優秀なスタッフがいても、根っこを決めるオーガナイザーがフワフワしていると、うまくいくわけがない。現実を見ないで夢ばかり追ってしまい、自滅していく様子がよくわかる。巻き込まれた現地のイベントスタッフだけでなく、金を払った客は溜まったもんじゃない。思いっきりネタにはできただろうけどね。

個人的には、運営スタッフたちに共感した。ゼロから1を作る実業家とは違い、現実を見て「No」を声に出してきたが、けっきょく聞き入れられない。だから、その中でもなんとか実現させようと動く様子に居た堪れない気持ちになりながらも、彼らのプロ意識と気概も感じた。

でも、イベントを考えつく瞬間って、けっこうノリもあるからなー。金をホイホイ出してくれる実業家がいれば、そこに甘えて何でもできるだろと高を括ってしまう、共同オーガナイザーだったラッパーの気持ちもどこか理解できてしまう。

それに、とにかく宣伝で大きく盛り上げよう!という考え方も間違いじゃない。とくにインフルエンサーを用いて一気にプロモーションを仕掛けていくのは、今となっては当たり前だから。ただ、虚偽の内容だったってのは問題。

とにかく、フェスやクラブイベントの運営に興味のある人、携わっている人におすすめの作品。その他、「パーティーの終わり」というドイツ映画も観た。クラブに遊びに行っている人には共感できる内容。すこーし退屈だけど、クラブの空間は、とてつもなくパワフルだよねってのと、いろんな思いを抱えた人たちが、そんなものをかなぐり捨てて楽しむ場所だってのを教えてくれる。まぁ、今の世の中にはあまりそぐわないのかもしれないけどね。

そんなわけで、Netflixで映像を楽しめているこの連休です。

 

本日の1曲はこちら。

 

Aidilia Hilda - Tak Mau Mau

Listen on Apple Music 

とてもキャッチー。インドネシアの人に好かれそうな音。去年、こんな曲出ていたのかとノーチェックで悔しい。街中でも聞いたことなかったからなぁ。。少し落ち込んだ時に聞くと、少し気分を良くしてくれそうな1曲。片想いしている女の子が「怒りたくない」って歌っている様子が、とても可愛らしい。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ジャカルタ情報へ
にほんブログ村