ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

外で身体を一日動かすことはとても健康的だと思う。

農家の友人に会ってきた。誰もいないところで、ひたすら農作業。ほぼノンストップで動いたので、いい運動でした。お陰様で筋肉痛が出ている。トラクターを運転したし、ビニールシートを貼る作業もやってみた。作業していると、時間があっという間に終わる。ここ最近、ずっと実家に籠っていたので、これはこれで良い時間だった。でも、農家体験でなく、ガチな農作業だなーと毎回行く度に思う。

個人宅への宅配要望が非常に多く、とても忙しそうだった。マンパワーが無いので、どこかで限界はくるのではないかという話をした。だから、いつかは人を増やすことも考えているようであった。

道の駅も閉まっているところもあるし、直売所のようなところも数が少なくなっている。全て自粛ということになるのだけど、大型店舗や空港、そして学校給食に農作物を卸している農家は今回、大打撃を受けているとのことであった。

今回のCOVID-19に対して、農作物は収穫まで数ヶ月掛かるので、当然生産調整は難しい。学校給食に卸していた農作物はどうなるのかを聞いてみたところ、フードバンクのようなところに持って行くか、廃棄ということになるらしい。ここまで考えが及んでいない自分を少し恥じた。

これまで給食をメインにやっていたので、急に個人宅への配送に切り替えることはできなくは無いが、やっぱり難しい部分はある。もちろん慣れというものもあるだろうけど、やっていないことを急にやることの戸惑いや、今だけの対応ということがやり辛いのでは無いかと考えた。

経済は持ちつ持たれつの部分がある。飲食店が閉まると、一次産業の農産物や海産物も売れなくなる。そして、そんな人たちが買っていた服や車、エンターテイメントに払っていたお金も得られなくなるので、買われなくなる。こんな未来もあるのでは無いか、暗い話だけれどそんなことも考えなきゃいけない。そんなことを今日は話した。

このような危機を想定していなかったことが悪いという声に頷けることもあるのだけど、全てを自己責任の名の下に判断されてしまうのもなかなか厳しいのではないかと僕は考える。単純に補償をすればいいとも思わない(もちろん大事だとは思います)。ただ、経済を回すためにある程度は自粛を止めてもいいのではないかなぁと感じてしまう今日この頃です。

今日は車で下道も走って景色を見ていたが、多少は動き始める飲食店も増えてきているのではないかという感じがした。幹線道路だったからかもしれないが、割と空いている店が多いと思った。個人的には健全だと考えてしまった。入店人数を絞る、待つことは中止、室内換気を徹底する、マスク着用などのルールを設けて、飲食店を開けることはできないのだろうか。

だからと言って、クラブやライブハウス、バーなどはまだ厳しいと思う。早く開けられるようになって欲しいとは思うけれどね。でも、どうなったら開けることができるのかの基準は何なのか。COVID-19のワクチンができるのも時間がかかるであろうし、インフルエンザのように、今後も付き合っていかなくてはならないウイルスになると思うので、どこを線引きにするのかが見えない。

率直に言ってしまうと、自粛疲れが出ているのかもしれない。どんなに海外のメディアの話をしたり、実際にインドネシアでのことを話しても、日本のメディアには出ていないのに本当なのか?みたいなことを言われることもあって、それはそれで疲れる。年配の人に多いのですけどね。。

そんな中、外でガッツリ動き回るのは気持ち良かった。一心不乱に作業するので、何も考えないし、いろんな意味で解放される。身体を動かした方が、健康的だということもよく理解できた1日だった。

 

ということで、本日の1曲。


Uggug

  

ワールドミュージックでもあり、トライバルでもあり、ジュークでもあり、何だかグッチャグチャですけど、かっこいい。Guetra Guedraは初めて知りましたが、Boiler Roomでプレイしているので、その動画も見ましたが、これはいい。僕がやりたくてもできないプレイの一つでして、ちょっと憧れる。

 

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