ジャカルタでの日々

アラフォーでジャカルタに移住した体験談

2020年はコミュニケーションについて考えさせられた。

2020年が終わろうとしている。12月に入ってから仕事が忙しくなり、また飲み会なども多少あったため、ブログに触れられない日々が多かった。マイペースに進めていこうと思うけど、アウトプットする場でもあるので、来年も大切にしていきたい。

この年末は、複数名によるオンラインの忘年会をいくつかやった。自分一人だけ半袖短パンで違和感もあったけど、けっきょく飲んで話すといつも通りだなと。自分がどこにいるのかわからなくなるぐらい、20年以上前からの知り合いで、年末しか会わない関係性だから、そう感じたのかもしれない。そして、オンラインだからこそ言えるってのもあるのだろうなとやりながら感じた。もしかしたら仕事でもそんなことがあるのかもしれない。

ただ、やっぱり実際に会って同じ空間で面と向かって話した方が、やっぱりしっくりくるとも改めて思った部分もある。オンラインだとタイムラグもあるし、瞬時の反応が難しい。だからこそ、同じ空間は特別なのだなとも。東浩紀さんのインタビュー記事にも書いてあったが、オンラインだけでは本質的なコミュニケーションは成り立たないのだろう。ズバッと言ってくれて、とても気持ちよかったのだけど、オンラインの便利さを体感しながらも、コミュニケーションは対面的なものを望んでいる自分がいる。

けっきょくこうなると「密」な状況を取り戻していくしか方法はないのではないかと感じる。この2020年は、自分自身もコミュニケーションの取り方を考えさせられた。電話やメール、チャットによる限界も感じたし、どんなにオンラインで顔を見ながら話せたとしても、少し物足りなさも感じてしまう。

ただ、これは相手との関係性も大きく影響するのかもしれない。先日、仕事でまだ実際に会ったことのない方とオンラインで打ち合わせることがあったのだけど、逆にオンラインだからサクサク進んだ部分もある。言いたいこともお互い言えていたし、聞きたいことも聞けた。もし実際にお会いできる日が来たら、先にオンラインで会っているから、距離を縮めやすい気もしている。そんなことは、その昔地方のDJと先にオンラインで知り合い、実際に会った経験からも言える。

相手を知っているからこそ、物足りないと思うのではないだろうか。そのときの空気感を知っているから、さらなる刺激を望んでいるのかもしれない。ふとそんな疑問を抱いた。頭は満足できても、身体はそうでないとでもいうのだろうか。やっぱり、実際に会って話したい。その欲求は強く残った。

でも、オンラインでの会話も決して悪くない。移動制限がされている以上、距離が離れている相手とはオンラインしか手段はないし、話せたと一定の満足感は得られる。まだしばらくはそんな日々が続くだろう。

ジャカルタもまだまだCOVID-19陽性者は減っていない。この年末年始で人の移動もあるだろうし、家庭内感染なども考えられる。東京も増えているとニュースで見ている。まだまだ不安は解消されないけれど、今の状況の中でいかにストレスを溜めずに、そして楽しんで生きていくかは、来年も大切になるのではないか。

 

本年もこのブログを読んでいただき、ありがとうございました。来年もマイペースに続けて参りますので、引き続きよろしくお願いします。

本当は、今年最後のDJ Mixを今日貼りたかったのだけど、間に合いませんでした。来年早々には出したいですね。

それでは、良いお年を。

 

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